9月分 マージンデッド

1年でかなり減りました

936.7452-664.009=239.108 (Bドル)  150円換算

1Bドル(ビリオンドル)=10億ドル=1500億円

239.108×1500=358662=35兆8662億円 の減少です。

 

ミンスキーモーメントという現象が理解出来たでしょう。

証拠金取引は追い込まれたら「投げる」しか方法が無いのです。

破産を免れた投資家(追証が用意できた)でも、更に追加証拠金を入れて取引を重ねる方は少ないです。

日本人の投資家は「現引き」して、「塩漬け株」にする方がほとんどですね。

 

チャートが立ちあがる現象は、ピークが「来る、来た,過ぎた」のどれかです。

更に、上昇相場となると考えるのは欲以外何物でも無いでしょう。

しかし、セルサイド(証券会社やその筋の方)は相場を煽って売り抜けようとするのです。

バイサイド(一般投資家)はポジショントークに騙されて更にレバレッジを効かせて億万長者の夢を見るのです、「高価な夢」ですが。。。。。

 

******FRBは沈黙してます

MBSを抱いたまま、バランスシートもそのまま。

となってます、利上げの効果(債券市場の崩壊)を見極めているのか(インフレの鎮静化)

 

これ以上の利上げは「ドル」の信任低下となり、新興国はデフォルトの嵐が吹き荒れるでしょう。

ドル高、高インフレと相反する経済(アメリカ絶好調のドル高は高インフレが続く)

インフレを鎮静化されるには「FRBは経済を冷やす」方法を模索しています。

 

そもそも、ドルを供給して「経済を刺激しすぎた」反動の高インフレなのですから、

ドルを吸収するのが正しい道です。

ドルを供給するに「債券、MBS」を買ったのですから、それらを放出すべきなんだが

MBSはそもそもが詐欺証券の残り分なのですから放出出来ません。

償還期限分が減るだけに任せるしか方法は無いのだが、FRBは追加で減らすような嘘のコメントを言い続けている。

 

もう一つの方法はMBSを減損処理する事だろう。

このままバランスシートが増大したままでは「家賃などのインフレ」が収拾つかないだろう。

 

******FRBは短期でインフレ収束の夢を捨てたのなら

2023年は金利上昇のまま、沈黙する事が大事だろう。

市場と対話など、ほっとけばよい。

市場には先々な「解釈・思惑・欲」などがゴッチヤになって蠢て居てこそ市場原理なんだ。

FRBはそれらをコントロールしようなど「神」のような振る舞いが間違いの元です。

 

大失態のFRBは「さらなる大失態」を重ねて、生まれ変わる位「撃沈」すべきなんだ

世界にどれほどの迷惑をかけているのか、自問自答するが良いだろう。

 

******イギリス首相は辞任を発表した

リスクが減ったのではない、新たなリスクとなった。

イギリスはブレクジットしてEUから遠のいたと「勘違い」している方がほとんどなんだが。

イギリスは4分割するほどの「主義主張」が強くなっている。

最大のリスクは「北アイルランド」のイギリスからの独立と南北アイルランドの統合。

そして、アイルランドが独立国家となる。

 

残されたのは

スコットランドイングランドウェールズです。

スコットランドはEU残留して独立+イングランドはEU離脱+ウゥールズは何処に付いたら良いのかという事です。

EU離脱の選挙をしたが、主義主張は変えませんので燻っているのは確実です。

それが、イギリス首相のエリザベス・トラス退陣の引き金でした。

トラス首相はEU離脱派ですが、経済失敗を理由に辞職というのが報道ですが。

EU残留組は此処がチャンスで、「EU残留以外には経済的に困窮する」この方針で新たな政権樹立ということです。

 

新たな政権の閣僚から、それらの確認が出来るでしょう。

 

欧州は既に「冬」スコットランドの朝はマスナス気温で日中も5℃も有れば温かい方なんだ。

あと6ケ月は寒さが続く、どうやって過ごしていくのだろうか。

Youtubeの動画からかれらの生活を探るしかないが。