日経225先物取引とは、日経平均株価を原資産とする株価指数先物取引であり、大阪取引所等に上場されている。TOPIX先物取引、日経225オプション取引と並んで、日本を代表する株価指数を原資産とするデリバティブ取引です。
******225先物にはラージとミニが有ります
デリバティブ取引ですから「証拠金」が必要です、最新の証拠金は
13.5万円で225ミニを1枚買えます。
ラージ ミニ
1枚で 27578×1000=27.578.000円 27578×100=2.757.800円 相当の取引
135万円で2757.8万円の取引が出来る 13.5万円で275.78万円
証拠金が足りなくなると追証が来る!
買いで突入した場合225ミニで135.000円以上の損失で追証になります。
つまり27578円の日経平均が26228円以下に下落すると証拠金がゼロになり追証です。
******少ない証拠金で大きな取引(レバレッジ)が出来ますので
本来は相場の下落に備えた(ヘッジ)から考え出された取引で、世界では日本の江戸時代に米相場(大阪)から始まったのです。
さて、本来の考え方では「買い方」が大きく買い持ちしている所へ、相場が下落するに合わせて買い株を売ると相場が壊れてしまうのを防止する為に先物を売って(ミニなら1/100の保証金で)ヘッジ出来ます。
当然ラージなら1/1000の保証金でヘッジ出来ますが、最近では外資系証券もミニが主流になりつつあります。
ミニを10倍売ればラージと同じですが、値動きがミニだと5円刻みでラージだと10円刻みなので
ミニが使いやすいのですね。
******先物取引はレパレッジが大きい為に
ヘッジ以外にこれのみを取引の主流としている証券会社や個人投資家も多いのです
相場変動に合わせて売買を重ねることにより、大きく利益を伸ばせますし相場への影響力が大きいので売り崩したり、相場を持ち上げたりが現物取引より簡単です。
相場を売り崩す為に先物を大きく売る、、、、違反ではありません相場操縦では無いです合法取引です。
これを分析するのに「先物手口情報」が必要です
大きく「外資系」と「国内」の証券会社に分けられてます。
各々、個別証券の手口も有りますが(個別は役になりません)
おのおの日経平均の動きと売買が重ねてありますので、参考になります。
相場を動かしたのか、ヘッジをしたのかは前夜のCME先物の動きと合わせて分析します。
外資系証券は癖の強い売買をする傾向があり、特に仏のソシエテとABNは先物売買が主流ですね(ヘッジでは無い)
デイトレードより、オーバーナイトやスイングで持ち高(売り、買い)を増やしているときは、その後の日経平均が何方かに動く前触れとも言えます。
これと言った法則はありませんので、アメリカ市場の相場・商品市況・為替と合わせた相場感を養う事です。
もう少し細かく分析すると、日本株の底や天井がある程度見えてきます。
投資戦略からすると「天地が確実だと確信できる時」が必ずあります、その時に投資をするという事ですね。
******今回の分析は
外資が売り国内勢が買う、先々相場が崩れる前兆です。
凡そは、外資系証券の取引に国内勢が提灯をつけるというのが普通です。
資金量や情報量、分析力からして大きく差がありますので。
特に日経平均の分析から導き出した高値以外の所で大きな外資系の売りは「外資の売り」へ「外資系証券のプロップタレーダーの提灯」が付いた大きな売りという事が過去的には多かった。
当たるか外れるか、占の域ですが
この有に吐出した売りは先々に大きく相場が崩れた事があったのです。
日本ではオプション取引より先物が主流ですので先々の相場を見るには日々の取引を見る必要が有ります。
慣れてくれば数秒ですから。朝のルーティンにすれば良いでしょう。