Q1・Q2はマイナス成長。
ロイターの記事では
第2・四半期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率0.9%減となり、景気が減速していることを物語っている。一方別のデータは底堅さを示しており、恐らく長期的で幅広い経済の落ち込みだと正式に認定される事態はぎりぎり避けられるだろう。しかし経済をミクロレベルまで掘り下げてみれば、富裕層による「大盤振る舞い」の裏に、低所得層が直面する非常に厳しい状況が隠れていることが分かる。
とある、が、2020年以降2021年の業績に付いてウォルマートからのコメントは
パンデミックの支出の3つの段階について説明した。「在庫確保」段階、「娯楽と教育」段階、そして「景気刺激策による支出」段階だ
インフレの原因となったと思われるアメリカのコロナ救済資金はどのように使われたのか、これを知る事によりインフレの初動が見えて来る。
第1段階では食料品や必需品、第2段階ではパズル、自転車、ホームオフィス機器、第3段階ではアパレル、テレビ、おもちゃが売れた
ウォルマート・ストアズの業績推移は
コロナ救済資金の影響だろうと予測した。
この救済資金がインフレに火をつけたのだろう、その後救済資金が途切れる事になる。
この影響がウォルマートの株価にどう表れたかチャートは
暴落初日は4/22であった、7/26ブルームバーグのサイトでは
ブルームハーグによれば、ウォルマートの予測は2月の時点で小幅増益を見込んでいたという事だが、今年2度目となる通期利益見通しの下方修正を発表したのだ。
インフレにより収入の少ない層の購買力が大きく低下したのだろう。
インフレが鎮静化するかは、これからの指標を見る以外には無いが住居関連のデータはインフレが続く値となると確信している。
これらは予想では無く過去のデータより確証を持っているのだ。
アメリカの小売り企業の決算はまだ続きます、管理人はこの時期の投資は控えています
今年のように先行きが見えない時には特に要注意です。
******決算の時期について
決算は過去の数字ですが、企業として見ると来期への橋渡しと取れるし、過去からの決別ともとれる。
それらの多くがカントリーシーリング(国家の信用格付け)の範囲内にあるという事です。
国・セクター・企業と環境に合わせて同業他社との比較等、やるべきことは山ほどあるのです。
という事で、得意な企業を数社だけチェックしてます。
その他は大きな括りでの投資しかできません、個人で奮闘するには労力が足りないのです。
******蛇足ですが
最大のリスクは「粉飾決算」です、企業決算で一番大切な部分ですが日本人は性善説の方がほとんどなので粉飾を始めから疑っている方はゼロに近いです。
株式投資では粉飾を見抜けないのは投資家の責任となります、これに逆らうには裁判を起こすしか方法は有りません。
ので、ほぼ個人投資家は泣く泣く諦めるという事になります。
粉飾を見抜くには一般投資家には無理難題という事です。
上場企業だからと言って粉飾をしないという事にはなりません、注意しろといっても具体的に何をするのか進言出来ないのです。
「鼻が効く」がどうかですから、運に近いです。
幾つかの見抜くポイントは有りますが、良い例が出たらUPすることにします。
あくまでも日本企業で、日本人経営者(〇〇資本が入ってない)だけの狭い範囲でしか使えません。
〇〇資本の企業は疑ってかかるのが良いでしょう。
******これから
日本最大のヘッジファンド企業の行方が問題となる事態に遭遇する可能性が有ります。
相場の大底という可能性を秘めている事案と予想しています、タイミング的には2024年かなぁ、、、占だね。
この企業と更に東証の一部の企業決算に影響を与える事案が、これから襲ってきます。
注意してね、としか言えません。