指標で見るには「金利」でした(過去では)
経済成長は資金需要があり、貸し手と借り手が存在した。
金利はお金を貸していただいた「お礼」でした。
******経済学者は
そんなら、お金を大量に供給したら経済が上向くだろうと考えてお金を供給した。
間違いとは言わないだろうが、正しくは無い。
何が正しくないかというのは「国民均等にお金を供給してない」これが欠陥なんだ。
そもそも貧民を相手にしても、権力者や為政者には恩恵が無い。
(国家を動かしていく立場の人を「為政者」と呼びます)
恩恵で政治を行ってはならないですが、実際は声の大きな人々の声が政治家に届く。
選挙で落選したら普通人になる、次の選挙で勝ちたいと考えるとそうなる。
政治家も頂点に自分を置き選挙対策としてピラミッド構造を作る選対本部を作り下に下部組織を作る。
この構造を作れないと選挙に勝ち続けることは出来ない「看板+カバン」という図式です。
貴重なお金も大量に存在すると貴重性が無くなる、結果として金利が無くなった。
実物資産(コモディティ・不動産など)は値上がりする、お金の価値が下がるからなのだ。
当然、インフレになる。
当たり前のことだが、だれが言い出したか通貨供給量とインフレに因果関係は無いなどとブードー理論を振りかざした輩が居るんだ。
物事の真理からズレているが、メディアが取り上げると独り歩きする。
時間差があるので、信用する輩が出てメディアに乗っかるのだ。
経済的な政策を実施すると結果が伴う、但し時間差がある(早ければ1四半期遅ければ2年ほど)数年経っても変化無ければ無駄だったと結論して当然だろう。
それを30年も続ける日銀は何なんだ!
脱線しました。
書きたいのはFRBの超緩和金融政策で「なんぼでも買う(債券)」との発言をすると
この発言の言質は投資的手腕も持つ集団は、ほくそ笑んだはずだ。
やりたい放題で、失敗してもFRBが買ってくれる(つまり損失は出ない)という事だと気が付いた。
チャンスとばかりにムチャクチャに買う、資金はFRBが出す。
こんなのは政策とは言わない、完全にFRBは箍(タガ)を外してしまったのだ。
******何事にも
ピークがあり没落がある。
中央銀行の金融政策も同様で、日銀を例に例えると。
既に、黒田政策は時代遅れとなり金融緩和の効き目はほぼ無い。
しかし、誰も苦言を言えない理由は権力構造のピラミッドを作り上げた結果なのだ。
自滅を待つ以外には方法が分からない、
この構造はFRBも同様なんだ「中央銀行は政治から独立して金融政策を行う」
「物価の安定」「経済の持続的な成長の実現」という目的の達成・責任を持った組織です
実体は作り上げた権力構造に中央銀行が負けた(責任の重さに負けた)
そして、始めたのが通貨の大量供給という簡単な方法を取り入れた。
簡単な政策だが、効果も大きい。
FRBは金融政策の大成功に酔ったと思う、しかし何事にも終わりはある。
経済学は不完全な学問で過去を分析する学問なのだ、将来を見通すことは出来ない。
全く不可能とは思いたくないが、思わない方が良いだろう。
権力は腐敗する、パウエルFRB議長が行った投資行動は「利益相反」なのだ、過去には記憶が無い(誰もそんなことはしない)
ここで、FRBの限界が見えたと管理人は思った。
必ず失敗する(失敗してるが結果に時間がかかっている)とね、アメリカ経済は景気が良いとメディアは報道している。
理由は株高というのが結論なのだが、アメリカの株式市場はオプション投資がほとんどで現物投資は日本と比べて非常に少ない。
「絵に描いた餅」投資がほとんどなのだ、アメリカ経済の指標として使えない。
では何を指標にすれば良いのだろうか、残念ながら決定的な物は無い。
何でもかんでも金融派生商品を作ってしまい、元の状態が見えなくなってしまったのだ
これが経済の状況を隠しているのではないだろうか。
これを書くのに長々と下手な文章に付き合わせてしまった、書かなければ結論が見えない。
******アメリカ経済は不景気なのだ
物が売れているのは財務省がコロナ緊急対策として配ったお金が動いているだけなんだ
賃金の上昇はインフレの影響で上昇しているが、実際は「インフレ率>賃金上昇率」
人々の暮らしは疲弊し始めているのだが、現実的に緊急対策の影に隠れて見えていない。
******何時、不景気が見えるのか
これが難しい、収入の階層により異なるだろう最下層は既に疲弊しているが中間層が何時買い物に不自由するかだろう。
上層は問題ないから、中間層だけに視点を釘づけにすればよいだろう。
お金が少ないから投資はオプションで、ということにも繋がろう。
それ故、一旦資金不足が表面化すれば事の重大さに築く。
******過去からの経済学では計れない
新たな物差しを経済学で考案しなければ現在の状況は判断できないのだろう。
アメリカ経済は減速し始めている、という結論なのだが決定的な資料を示すことが出来ない。
FRBのテーパリング、次に利上げという事になっても指標では変化が見られないかもしれないのだ。
アメリカ超長期金利(米国債30年)の変化も表立って他の経済指標(ハイテク株価)に表れにくいのかもと危惧している。
では、何に注意しろと問われると堂々巡りの理論となる。
でも、管理人の肌感覚は「危険だ」と鳥肌が立っている。
果たして当たるだろうか、まだ占の範疇なんだ。
外れても自己責任ということで許して欲しい。