デフレの説明が少し手抜きでした

日本の潜在成長率の説明は

日本銀行調査統計局は、定期的にこうした推計を行い、経済・物価情勢の判断に活用するとともに、本ホームページにおいて、四半期に一度、これらの推計結果を公表しています

2020年10月5日のデータです

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需給ギャップから見えることは2018年当たりには経済がピークを迎えたということなんだ。

2019年には顕著に経済が減速しているのが見える。

******潜在成長率からも

同様な結論が導かれるが2020年は潜在成長率が0.2%ほどなので

消費者物価指数が0.2%を下回るならデフレが進行しているという結論でよいでしょう。

 

かねてから日銀の物価目標は2%だとかほざいていましたが

誰も信用などしていません、2020年度の消費者物価指数の悲惨な数字から日銀会見での総裁のコメントは報道にも乗らなくなった。

総務省は5月22日に発表している4月の消費者物価統計で生鮮食品を除いたコア指数が前年同月比で-0.2%となったことから

デフレのトレンド入りを予想していたようだ、その通りになってしまっている。

 

みずほ総研様が出していた2016年までの潜在成長率の推移です

見やすいのでUPさせていただきます

 

 

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 2008年のリーマンショックで潜在成長率は0%になりました

1%まで回復するのに3年はかかっています、

 

******ここからが大事な所です

消費者物価指数の推移(トレンド)は結構長く続くのです

 

チャートをもう一度

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直近の90年からの拡大版をみると5年で区切った理由がわかります。

一度トレンド変換すると長く続くのです。

それ故に

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2020年の消費者物価指数の下落は止められないと2021年は下落模様となる可能性は大きいのです。

 

******デフレで株を買い上がるのは

アノマリー違反(罪では無い)で日本の機関投資家は乗ってこないのは過去同様と考えますが。

さて、どうなることやら。

 

ついでにデフレは円高方向なのは過去からの教えですが

ちょい、手抜きの説明。