経済指標

日本国債10年物の利回りが1.61%まで上昇、チャートはこんなんです。

アメリカ国債10年物利回りは

両方の差は4.289-1.61=2.679%です、だが両国の中立金利差は3%-1%=2.0%

アメリカの中立金利はロンガーランドで日本の中立金利は0.5~1.0%

日本の中立金利を高めに見積りしても日本国債10年物の利回りは足りてないだろう。

という事は、日本国債の利回りはまだ上昇するとです。

日本の大手メディア(特にN〇K)も取り上げるほどなんだ、日銀は固着した金融政策の中で政策金利を上げる為の根回しを始めている、其れが日本の大本営が記事にしたという事なのです、10月に物価上昇が顕著となった辺りで利上げ出来るかもね、当然0.25%だろう。

日本 国債利回り

日本国債の10年からのイールドが立っているのです、これが中期国債のイールドが立ち始めると「インフレが進む」の兆しです、日銀は此れを防ぐ為に政策金利を上げざるを得ない。

 

トランプ大統領が望むFRBの利下げは、トランプ関税の行方次第で有ろう。

トランプ大統領の目論見通りで有れば、アメリカに膨大な利益をもたらし所得税を廃止出来るほどとなる・・・市場で誰も信じていないが・・・仮に失敗すると

世界貿易は縮小しトランプ関税を負担するのはアメリカ国民になる。

トランプ大統領の目論見であるアメリカの製造業の復活は、簡単ではない。

そもそもアメリカは長い間製造業を人件費の安い国へ移管し続けたのです、それをイキナリアメリカへ戻せと宣っても、電気は足りません・公害問題は解決してませんと言う事なんだ。

アメリカ国内で製造業を営むと、様々な法律に抵触する為人件費が安く・人権を疎かにする国へと移管してきたのです、その為製造業は対策を怠っていたのです。

其れが企業努力で成功すると、利益は増え・株価は上昇し・経営者は分け前を得ます。

今更、アメリカへ製造業を戻せと声を張り上げても難しいのです。

 

大分前の事になるが、Mondelez Internatoonal(モンデリーズインターナショナル)アメリカの製造工場を閉鎖して中國へ移管した時に当ブログで取り上げている。

オレオと言えばわかりやすいだろう、メイドイン中國となってます。

株価的には頑張ってますね。

当時、アメリカ人労働者は全員解雇となっています。

今更、アメリカに再度工場を立ち上げるなど無理難題だろう。

 

******アメリカでは

デルモンテが破産し・コダックも経営不振となってます、時代の変遷で片付く事なんだが、生き載るのが難しい時代となりました。

間違いなく、各国が経済を吹かす為に金融緩和(利下げ・資金提供)を下のが原因なのです。

結果は貧富の差の拡大と治安悪化が残ったのです、特にアメリカを含めたアングロサクソン系民族は貧民を見捨てた結果だろう。

 

******此れからの富裕層は厳しい事態を迎える

富裕層が生きる世界は金融経済であり、その価値の担保は「数字」なのです。

一方の貧民層が生きる世界は実物経済であり、その価値の担保は「労働」です。

これに気が付いた富裕層は労働力を「AIとロボット」に置き換えようとしています

成功するかは誰にも分からない未来の事となります、高みの見物だね。

 

実際には「労働力が有り余る」インドと中國を相手とする戦いとなります。

一番端的なのは英国だろう、ブレクジットでEUの労働力を切り離した結果が「移民」急増となりロンドンの人口の40%は移民が占めるようになりました。

当然、地域的にはロンドンの中でも移民が90%を占める地域も出て来る。

その地域の自治体は移民に税金を使う事となるのです、果たして此れからの英国は分裂危機が再現するのだろうか?

既に多くの中間層が英国から逃げ出している現実をどう捉えたらよいのだろうか。

 

 

英国はアメリカとの貿易で先進国では唯一貿易統計がマイナスの国です、トランプ関税の影響を受けないのだが、インフレは加速し始めている。

 

 

ドイツの国内景気はかなり悪いのだろう、デフレ突入だね。

 

 

 

 

全米ガソリン価格