貯蓄金利は即座に下がったのだが、クレカの金利は「上昇」したのです。
「えっ」という状況だ。
平均的なクレカの金利は0.5%上昇し22.78%から23.37%となり「史上最高の金利」となったのです。
これと同時頃にはアメリカ商務省のアメリカ人の貯蓄割合のデータが何故か修正された
personal savings rate=個人貯蓄率
赤点線=2024年11月のデータ
緑実線=2024年10月のデータ
アメリカの銀行は「預金金利」を下げて「クレカ金利」を上げて銀行収益を改善している。
何が何でも収益優先へと舵を切ったのです。
この状態はアメリカの消費者が既に「生活費」を給与日前には生活費を使い果たし果ている現状を如実に示しています。
残るは「後払い=BNPL」が口座引き落とし不可となり遅延損害金利の適用だろう。
今年の年末商戦までの後払い決済BNPサービスは前年比11.4%増加する予測です。
だが、「返品率」も急増して買い物中毒のアメリカ人が「ふと気が付いて」返品に殺到するタイミングは年末からとなる。
そして2025年1月末まで続くのだ、それ故にBNPLのサービスデータが出るのは2025年3月あたりだろう。
NY連銀が毎月実施する消費者調査によると、
消費者が向こう3カ月に債務の最低返済額を滞納すると予想する確率は8月には13.6%と、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)開始時以来の高水準となった。年収5万ドル未満の人ではさらに高く、19.5%となった。
これを鑑みて「アメリカの消費者」は大量に債務超過状態と言える。
アメリカの銀行は既に分かっているのです、それ故に「収益」確保にまい進し始めたのだろう。
アメリカ経済は既に死んでいる。。。ケンタロウ