アメリカPCEは今夜

予想は

 

これらを反映しているのがドル円です、シカゴ先物の円建玉

ドルインデックスは

世界の通貨の中では「円」だけが弱い。

この状況はしばらく続くと予想されている、アメリカ国債利回りの高止まりとアメリカへの資金流入により円は売られドルに換えられてアメリカへ様々な投資資金として流入するだろう。

 

******アメリカの金融政策が続けられるかは別次元の事で

今、アメリカの市場(株式市場・仮想通貨市場・債権市場)が活況でバブル相場を狙い

資金が世界から流入しているのです。

 

投資家は「マーケットタイミング」では買いだという、バブルに乗りベストタイミングで降りられると自信過剰になっている、いつもの事だが。

「投資家の総悲観」の歴史などは、現時点の高揚感に打ち消されている。

 

それらの判断の決定的要因は「高値」を買う投資家の多さです、マーケットタイミングでの投資尺度はいくつかある。

@安く買い、高く売る

@高く買い、更に高く売る

@高く売り、安く買い戻す

二番目では必ず「バハを引く」投資家が出ます、そして暴落するのです。

バブル崩壊タイミングを見極めるなど世界で数人しか出来ません。

普通の投資家にマーケットタイミングなどもってのほかですねぇ、投資をする人はプライドが高い、損失を出しても他人には言いませんそれが普通です、利益を出せば自慢します、バチンコと一緒でやんす。

 

脱線しました。

インフレがピークを付けて沈静化する、というシナリオは「えっ」と驚くほど軟弱シナリオです。

経済指標はピークを付けても必ず次の山があるのが普通で、唯一コロナシヨック後の戻り相場だけが異なりました。

人為的操作の結果です、Fedはそれだけ経済をかき回してしまったのですから次に来たインフレが一回で収束するはずもないと予想できます。

 

******そして、Fedが決定的にミスをするシナリオ

これがリセッションのトリガーとなれば「美しいシナリオ」でしょう、希望的観測でしかありませんがね。

将来の事など誰にも分りません「日本のえらい総裁が2023年後半にはインフレは2%を切り」2024年には1%になると神の予言をして会見を締めくくりました。

天才といえど、当たらないのだねぇ。

 

つまり、天才が集まった中央銀行でも金融政策が思うようにはならないのです。

それ故にヒエラルキーのピラミッドを作りあたかも金融市場をコントロールしているかのように見せているだけなんです。