アメリカ経済は見えてない

ブルームバーグでは

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JBpressでは

jbpress.ismedia.jp

過去を思い出すと、Fedのトップがアメリカ経済は強固だとコメントした三ケ月後に暴落した記憶があります。

責任は取ってません、コメントを出す必要があるのだろうかという所だろう。

今回も同様だろう、なんの問題も無ければコメントなど必要ない。

 

JBpressでは

銀行の取り付け騒ぎをUPしています、その下りはこからです

「もちろん、銀行は、投資家や証券会社に「レバレッジ」を提供する株式市場の「胴元」の役割も果たしていた。そして、多くの企業を支配し、所有していた。」

 

アメリカ経済は投資ブーム「猫も杓子も」の状態でした、それの一部ず焦げ付くとゆっくりと連鎖反応が始まり大火災となるのだが、鎮火出来るかと誰にもわからん。

 

次の下りは

 そこに、一度に「預金を返せ」と銀行に預金者が殺到する「取付け騒ぎ(英語ではbank runという。みんな走って銀行に行くからだ)」が起きると、それに応じた銀行には現金がなくなって倒産した。

 

連鎖倒産を防ぐには「預金封鎖」が最終遮断です、日本では日銀特融で銀行の窓口に現金を積み上げて預金者を納得させていた、昭和初期の事です。

だが、2003年12月にもあった

youtu.be

銀行システムは盤石ではありません、金融システムには大穴があるのです。

今回の大穴は「インフレ=金利高」です。

責任の全てはFedにあるのは誰しもが納得でしょう、そしてお金持ち優遇に特化した金融政策を放棄しなくてはアメリカ経済は奈落の底に落ちていくのでしょう。

つまり、市場にばら撒いたお金を回収する以外には方法はありません。

それ以外は「金融ショックで市場からレバレッシをかけた資金が消える事です」

残念ですがFedにそれだけの意気込みはありません、ということでどれが採択されるかはご理解できるでしょう。

 

******経済指標

長めのデータでは

マネーストックは「金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量」を示す。つまり金融機関・中央政府以外の経済主体(一般法人、個人、地方公共団体など)が保有する通貨量の残高のことだ

M2は現金通貨+預金通貨+準通貨+CDの残高を意味する。ちなみに現金通貨は「日本銀行券発行高+貨幣流通高」、預金通貨は「要求払預金(当座、普通、貯蓄、通知、別段、納税準備)-調査対象金融機関保有小切手・手形」、準通貨は「定期預金+据置貯金+定期積金+外貨預金」、CDは譲渡性預金のことを指す

マネーストックの上昇は通貨量の増大を示し、インフレの傾向を示す。
予想より高い数値は円にとって買い材料であるとされるが、予想より低い数値は円にとって売り材料であると解釈される