2022年12月までのルール20のチャートです
横線が20のラインです、Decですから12月で2022年最終月をしめしています。
ルール20の意味はPERとインフレの値の合計が閾値を20として、其れより大きいと割高ということです。
株価割高➤20➤株価割安
******このルールは
バリエーション(大きな括りで見る)と相場の強弱(今相場が強気or弱気)を判断するのに役立つのです。
インフレが鎮静化しているときにはバリエーションが高くても問題が少なく、インフレが高騰しているならバリエーションは低くならなくてはルールに沿いません。
PER とインフレ率の合計が 20 に等しい場合、市場の価値は標準的という事です。
このルール20の値は現在の株価の評価であり、株式市場が得意な6ケ月先を見ているのではありません。
ただし、このルールでは、株式市場の循環性の一部に組み込まれているルールでありピーク(高低)の後は次のピークに進んでいくという循環性は確実視されています。
チャートをこの循環性から推察すると次のピークは11という値の予測を示しています
つまり32%の下落を指し示しているのです。
これは株価の動きを相場に任せた状態ですから、各国の金融政策によりインフレ率は変動しますので確定した値ではありません。
インフレ率が下がればPERのバリエーションは高くなっても正当化されるのです。
そしてルール20のチャートの特徴が日柄とトレンドが合っているということですから急騰の後は急落が待っているのです。
日柄が一致しやすいのですから、前回の急騰・急落の日柄をトレースして相場が動いているよう見えるという事でしょう。
これらをそのまま2022年12月以降のルール20のチャートにトレースすると数ケ月先には相場が急落すると言ってます、、、チャートはね。
その急落の幅が32%とチャートは予言しているのですが、これらは全て占の域を出ないという事は少し前のブログで説明しています。
つまり、経済学は過去の経済を分析しているのであって未来を予想する学問ではないということです。
経済学から導かれたテクノロジー(チャート学・予想シュミレーション等)は占をしているということです。
各国中央銀行が権威の象徴のように振る舞うのは「当たらない金融政策」の尻拭いをしているのです。
******中国経済はかなり悲惨なんだろう
ポジショントークでは、中国はゼロコロナ政策の解除で2023年はGDPは5%以上成長するなどという「大風呂敷」を広げたアナリストが目立ちますが中国経済は海運指数のトレースで今の経済状態を推察するのが一番当たるでしょう。
上海港の運賃指数は月一の更新ですがバルチック海運指数は日々更新されますのでナウを見るには必須です。
遂に最安値までもう少しという所まで来ました、大幅に下落したのですから次は上昇でしようが、Wボトムを形成するかもしれません。
チャートから推察できる事はまだ数ケ月は底練りする可能性を示しています。
削除必須の動画ですね、お早めに。