経済指標

 

IPCA(拡大消費者物価指数)とは、最低給与からその40倍の給与水準までの家計を調査対象にした消費者物価指数

富裕層が除かれた指数です。

下々の生活は厳しいという事だね。

 

 

耐久年数が3年以上あると定義された自動車や家具などの耐久財の新規受注額を、米商務省経済分析局が米国内の製造業約4000社を対象に集計した指標

 

時系列のデータでは

ブレが大きい指数でコアも毎月改定される、チャートにしてもトレンドが出ないので

見にくい指数ですが、受注金額が大きいので前月比のデータはロ・ウ戦争やアメリカの債務上限問題の値が表れて来るタイミングだろう。

 

ケースシラー住宅価格指数を見る限り「住宅は売れてない」のだろう、しかし新築住宅販売件数は底を打ったように見える、そもそも信用に値するデータだろうか疑問が残るのだが、CME木材価格から推察すると

見ての通り木材価格は低迷したままです、新築住宅販売件数の増加は疑問がのこります。

 

消費者信頼感指数を別の角度から見ると、

景気先行指数LEIとリアルGDPのチャートです、タイムスタンププは2023/6/22

最新のデータです。

リアルGDPが落ちてこないのが、アメリカ経済が程よいという結果となっていて

コンファレンスボード消費者信頼感指数の結果に繋がっているのだろう。

 

セントルイス連銀の「ファイナンシャル・ストレス・インデックス」のチャートは

金融は緩和的だと、示している。

Fedが金融引締めをしているように見えているが、実際は緩和的だということなんだ

これは、銀行へ資金を注入し続けている為だろう。

銀行から資金は金利が良いMMFへと資金移動が止まらない、ほっとけば銀行は破綻する。

それ故に、資金を注入し続けている。

市中にある資金量は「増加」する結果となり、金融は緩和的となる。

当たり前にインフレは長期に及ぶ事となる、この相反する問題は指摘されているが収束させる方法などない。

結果は明らかであろう。

 

リッチモンド連銀製造業指数