NASDAQのテクニカル

10月途中ですが、月足チャートです

テクニカルは「ボリン」+「スローストキャス」

ボリン全体を俯瞰で見ると、トレンドが見えます。

このトレンドが持続するには-1σ~-2σの間に月足が出現するのがベストです。

10月の-2σの値は9435Pとなります、目標値だね。

 

******週足のチャートです

現時点では「スローストキャス」が平滑になってますから、来週以降下落して行くかどうかが相場を決める事になります。

 

******日足チャートです

日足で相場の転換点は乖離率です、乖離率10%以上の異常値は別として5%前後の乖離率で上昇or下落のトレンドが有る程度の日柄つづくと転換点を迎えています。

読みやすいチャートです。

そして出来上がったのがアイランドリバーサルです。

説明

チャートで相場がトレンド方向に窓(ギャップ)という空間を開けるように、上昇相場なら上方向に、下降相場なら下方向にレートが放れ、再び同じくらいの幅で窓を開けて、レートが元の水準に戻ってくるローソク足パターンのことです。

 

んで、今回はアイランド・トップです

反転の勢いが強い(下落が力強い)という事になります。

乖離率からの反発を打ち消すだけの相場ということですね。

とは言え、12日の経済指標の影響力がどうなるか未定ですから「売り崩す」には日柄が足りません。

 

******年足チャート

長く相場を見ていますが、この様な容は過去にはありません。

何故にこの様な容が現われたかを勘案すると「金利低下」以外には答えは無いのです。

という事で、中央銀行は「やり過ぎた」という結論です。

長きに渡る「金融緩和」も何処かで閾値を超えます、超えたところから急激に相場の世界が変化します。

閾値は「良し悪し」に関わらず変化量が変わるだけの事で、変化がインフレだとしても閾値は「良し悪し」の基準は持ちません。

 

ボリンの出現確率は少し前にUPしてあります、年足で+3.0σが出現し更にそれを上回るなど、多分この先の歴史で有るとは言えないでしょう。

それほど希な事で、それを作り出したのは中央銀行なんです。

いかに、トンデモナイ金融政策だったかが理解出来ます。