日本経済新聞朝刊 異次元緩和の罪と罰

書いた方は「山本健三 元日銀理事」氏

アマゾンで一位です

読んでいるところです。

 

日銀総裁が変わって、利上げと緩和量が変化したが「今だに金融緩和は続いている」

金融緩和を始めたタイミングでは「サプライズ」的に始めたのだから、緩和終了もサプライズ的に終了してもよい。

スイス国立銀行(SNBスイスナショナル銀行)がスイスフランへ介入し続けた時も

平成27年1月15日、スイス国立銀行は過去3年にわたり、スイスフランの対ユーロの上限を「1ユーロ」=「1.20スイスフラン」として、無制限に為替介入してきた政策を突然中止しました。

 

つまり、「やーめたぁ」と突然中止しました。

世界のFXトレーダーは大混乱したのです、管理人はFXは夜中に動くので「年寄では無理」と為替取引はしてませんが、友人は朝起きてPCのスイッチ・ONで全損してました(多分、全損以上だったでしょう)

日銀も「突然、緩和中止」でも問題ないはずです。

金融緩和は、そもそも大多数の日本人に恩恵はありません。

 

日銀がモタモタしている内に「アメリカは利下げ」に入ってしまった、こうなると日銀の利上げを正当化するのは難しくなる。

日本の景気が減速し始めても「利下げの糊代」が無い、まさかマイナス金利を又始めるとでもいうのか。

 

SNSをチェックしても「アメリカのインフレ再開」という内容は少ない、其れよりアメリカ株の大幅上昇の投稿が目立つ。

個人投資家はほぼ「買い方」ですからして、相場を煽る方向は「上昇」となるのだ。

 

FRBの利下げに対しての株式市場と債券市場と為替市場の動きは「まだ定まってません」20日アメリカ国債の利回りチャートは「大荒れ」状態です

債券利回り変化がこれほどなのは「見たことありません」

売り買いが交錯しているのでしょう。

アメリカ国債を売り、金を買う流れなのだろうか「確かな事はわかりません」が

金先物のチャートは

メチャクチャに買われてます、普通は限月到来する前に反対売買をするのですが

予想でしかないが「現引き」している可能性が大きい。

先物取引では「売り買い」は同数で、売り方が「先物価格」の上昇で損失リスクでは現物を買持することはままあります。

この状態では先物価格は急騰します、「金」が買われる要因は「ドル」の下落リスクのヘッジもありますから、先行きは不穏な動きが予想されまっせ。

ドルインデックスチャートです

 

日米共に、ハイパーインフレの芽は「在ります」から一蓮托生の流れも捨てきれません

 

余りにも、リスクがありすぎ難解な相場となってます。