カントリーシーリング

昔は、国家の括りで片付いた事象でしたがグローバル経済となりその括りが一時的とはいえ世界規模となったのは確かなことでした。

その後は「経済的・政治的」に離反集合を繰り返して「現在の姿」になったのです。

 

日本は西側に付いた結果ほぼ「ドル円」と日銀の金融緩和(世界に資金を供給)に経済が左右されている。

その金融緩和が「日本の為」にはなってはいない現実をメディアは伝えない、アベノミクスから始まった非伝統的大規模金融緩和は「緩和資金は日本には留まらない」で全て世界へと流れている。

残った結果が「円安」ということです、だが資金を得たアメリカ経済は「潤った」のは間違いない。

日本がアメリカの支配を受け、仲間として括られたカントーシーリングから日本国民は利益を吸い上げられる結果となっていた。

どの様にあがいても日本国内に居る限りは「逃れられない」、その代わりが「核の傘」で守らりている。。。。という幻想

 

中國の若者を例とすれば「分かりやすい」はずだ。

ついこの間まで「残業に明け暮れていた」のです、収入は日本のITエンジニアの数倍の給与で「マンション・車」と生活を謳歌していたはずです。

当時は「中國は日本を既に超えた」と言われていた、それがグローバル経済の終焉+コロナショックと続き、次には中國経済がドル経済圏から排除されて行った。

 

それが中國のカントリー・シーリングの流れです、それまでの中國はリーマン・シヨックからの世界経済の復興をかけて「アメリカが資金と金融技術」を伝授して世界経済復興の礎となり中國は大発展を遂げた。

だが、習近平となりアメリカと離反すると瞬く間に没落して行ったのはご存じの通りです。

 

世界の指導者は、この現実を突きつけられた結果グローバルサウス諸国は反米・反西側の狼煙を上げた。

「グローバルサウスは、南半球に多い新興国・途上国を指す用語で、主に北半球に多い先進国との対比で用いられている」

そして、多くの国々はBRICSを新しい組織として期待しているのです。

 

******日米欧ともにメディアを統制している勢力が

カントリーシーリングのトップに居る利権者です、支配者と言っても間違ってないだろう。

日本国内での経済活動で利益を上げたとしても「日本円」は極東の弱小国通貨で世界的な需要はまったくありません。

ドルへ変えて初めて「国際通貨」としての価値が生まれる、つまりドルへ交換可能という結果が「日本円」の価値を生んでいるのです。

それにはアメリカの支配圏に残る必要がある、中國のようにアメリカ支配から脱出など不可能です、中國はなかなかの国といえますね。

 

アメリカとして中國は強敵であります、世界征服を達成するにはロシア・中國・ベトナムなどの共産圏諸国がネックになりますし、資源的にも「最大の資源は人口」ですから西側諸国は移民の受け入れは「積極的」になる必要はある。

 

この項、終わります