まず、説明から
AT1債は偶発転換社債(CoCo債)とも呼ばれ、2008年の世界金融危機を受けて、銀行関連のリスクを納税者から債券保有者に移す方法として導入された
とあるが、なんのっちゃ!
2008年の金融危機で取り決められた銀行規制の枠組みです、世界的金融危機の再発防止で策定された規制です。
その後、金融規模が大きくなり資本の自由化も推進されましたので実情に合っているのかは疑問があった。
ここに来て、金融危機再発!
となっているのですが、どうも実情への対応度はかなりヤバイようだ。
******不安を煽るような事は書きにくい
YouTubeでは無理かもしれないと、見ていたらレバナス氏がUpしたので早速に乗っかる事にしました。
その前に銀行などの破綻で投資家への弁済には順位がある、それも「バーゼル3」で決めてはある、というものの絶対的では無いようなんだ(順位は)
という順位です、今回AT1債が全損で普通株式はUBSの株を多少でも交換となった
これに、AT1債の保有者が猛反発して裁判となりそうなんだが。。。
クレディ・スイスのAT1債が2.2兆ドルとの報道だが、世界の銀行セクターで発行されているAT1債は33兆ドルもある。
このAT1債の全損に世界中の投資家はビビッタ!!! ←今この状態です。
クレディ・スイスのAT1債全損報道で、急速にAT1債は売られて価格急落状態となっている。
******もう少し説明を
銀行が体力増強の為に自己資本を増すには「普通株式」を発行して資本増強を図るのだが、破綻すれば株式は全損が当たり前なんだ。
日本の例では「日本航空」が破綻したときに「株は100%減資」させられている、当時の報道では「株主責任」とあった。
ということでAT1債で資本増強するのだが、クレディ・スイスの破綻劇ではAT1債を全損としたのだ ←ここが大事
他の銀行の資本増強の路を断ってしまう事となったのだ!!! (ワォ)
気位の高い奴らなんだ、規制当局という輩は。
ごめんなさい、AT1債の全損は撤回いたとます。。。などとは言わんだろう。
で、今揉め始めている。
まだ、此処まで突っ込んだ報道は無い。
という所でリーマン氏の動画を