経済指標

ドイツ経済の2023年見通しは流動的です、2022年夏頃は-5%、年末は-1.5%ほどです

EURO STOXX 50 Volatility (VSTOXX) Indexは

欧州経済は悲惨な状態ですが恐怖指数は下落を続けて、指数だけなら通常運転状態なんだ。

欧米ともに、お金持ちは何ら問題なく生活出来ているということだろう。

つまり、恐怖指数の表している所は市場経済であって実物経済では無い。

まさか市場経済が実物経済を陵駕することなど有りえないのだが、インフレはストックを持っている民には恩恵が続いているという事なんだろう。

これも中央銀行がお金をバラ撒いた結果である、過去は簡単に溶けて無くなったはずだが、天文学的資金量は過去の例えを駆逐して、ストック市場に流れ込んでいる。

簡単には株式市場は崩壊しないようだ。

 

チャートでは見えにくいので時系列だと

2022年秋までは問題はない、その後に変調が表れているがもう少しデータがほしい。

 

フランスは原発大国でインフレも穏やかです、消費支出の増加も隣国から比べて優等生です。

しかしユーロ圏全体の経済指標は厳しい状態です

本来ならECBがユーロ圏全体経済を守るのだが、政治は統合されていない各国の財政状態もマチマチで本来金利差があって財政が保たれるのが画一的な金利となっている

これから更にEU圏の各国財政状態は差がでることになろう。

 

長めのデータにしてみた2008年のサブプライムシヨックとコロナショックも見れる

英国経済はショックに弱いようだ、其れからすれば今回下落幅はまだ小さい。

大英帝国といわれたイギリスだが、イギリスポンド基軸通貨の地位を失いBOEもアタックを受けるほどへと地位を失っている。

アメリカの同盟国第一位といわれてるが、ポチNo1という事だろう。

アメリカに唆されてウクライナへと足を突っ込んだのが経済の命取りになりかねない

今の所経済を浮上させる手立ては無い。

 

建設業PMIの閾値は50ですから今回割り込んだのは先行き不安だろう、英国の冬は厳しいそれ故に新年明けてからの建設業PMIは極端に凹むことになる、温かくなるまで家にお金を掛ける奴はおらん。

 

アメリカ雇用統計は発表とリアルタイムで解説が多くでている。

取りあえずはそれらを参考にしていただき、日本は連休となるのでその間に機関投資家の動向も見れるだろう。

それらを待ちたい。