経済指標

昨夜からNY市場の下げが既に伝えられている。

 

アメリカ経済は「まだら」なんだから様々な経済指標となるのは分かり切った事なんだ

しかし、相場が大きく下落しポートフォリオが痛んでいる機関投資家と擁護するメディアや政府は(日米とも)ヤレ金利はピークを付けた、、、、相場は底を付けた。。。

 

と大騒ぎをしポジショントークを連発するのだ、これは過去から続いていることです。

ビックマウスに乗ると梯子を外されて「高い所に取り残される」のは何時もの事なんだ

投資家の欲が原因だと常々UP続けているが、改善された事はなかった。

 

******アメリカのメディアは

脚色しないで事実を伝える所は多い、また肩入れする報道メディアはそれを明らかにしているのだ(応援する球団・政党などをね)

ただし、関連した報道では無い。

それ故に報道が「ブツ切り」となるので読みては苦労する、過去の報道を覚える必要があるのだ、つまり「何故に変化」したかという理由が必要で「相場が反転するのか」

「遅くなっただけなのか」という事です。

 

日本の大手メディアは外電(ニュースを買っているのだ)をなぞっているだけなんだ、米中に駐在員を置いても「中身の無い」報道だけです。

 

******米相場の下落は

これですね、供給管理協会が全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数

 

労働省による雇用統計の発表と前後するのだが、雇用における非製造業の割合が大きいこともあって、雇用統計の数字の確かさを証明した事になった。

インフレは続いて行くという事実です。

 

ウォール街レイオフシリコンバレーレイオフは事実です、これら金融やテック企業で働いている方は成功者ですが、ISM非製造業に携る方達は一般のアメリカ人なんだ

この平均時給32.82ドルで働いている人口比率は一番大きく、アメリカ経済の根幹です

 

平均時給32.82ドルの労働者は疲弊している、インフレの影響なのは間違いないが彼らの労働実態が報道に乗らないのが不思議なんです。

つまりWワーク・トリプルワーク・深夜労働をして生活を支えているという事実です。

「仕事が有る」、、、、これが一番大事な所です。

「平均時給32.82ドルの労働者」が崩れたら、アメリカ経済は大混乱となります。

 

コロナショックを思い出して見ると、相場暴落は「平均時給32.82ドルの労働者」層の仕事が奪われた事によるアメリカ経済の崩壊でした。

現在のアメリカはコロナで外出・外食の自粛の反動で非製造業関連の仕事は活況なんです。

 

アメリカ経済はデカイ、投資損失を回復したいと一縷の望みに掛ける気持ちは理解できますがポジショントークは注意する事だろう。