経済指標

確実に減速している、金利高の作用で間違いない。

 

PCEデフレータとCPIの差は、以前の説明の「買い物籠の中の値段と商品値札」の違いの他に、全米のインフレ率と大都市部のインフレの違いもある。

 

特に差が出る部分は住宅価格だろう、それ故にコアが重要視される原因となる。

しかし、全体も重要なのは当たり前で、PCEデフレータは高止まりしているのだから

FRBは引き続きインフレ対策を緩和する事はないだろう。

 

******若林英四氏が来日している

昨日フライングバックライブ202212が有った、URLは

youtu.be

まだ、見れますね。

 

この中で、氏はアメリカの都市部のビルの空室の話を軽くしていた。

少しネット検索してみるとジェトロ日本貿易振興機構)のサイトで発見した

米国、主要都市の家賃中央値が過去最高を更新、オフィス空室率は高止まり(米国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ

 

NYJ1不動産のサイトでも居住宅(賃貸マンション)は空室も無くて家賃高騰のままと理解しているが

オフィスの空室率は理解不足でした。

 

アメリカのホワイトカラーの仕事は確かに変化しているのはコロナ以前からでした、SBGが資本注入していた米シェアオフィスのWeWork(ウィーワーク)を運営しているウィーカンパニィの株価は2.83ドルと低迷している。

そして、オフィスへはコロナ後も戻ってない状態なんだねぇ。

たしか、イーロンマスク氏もオフィスへ出社しろとかなんとか言っていたようだが。。

若林氏は自宅が良いのでしょうねぇ!

と感想を述べていた。

 

オフィスのランニングコスト(経費)は膨大です、売り上げに支障が無ければオフィスは廃止方向となるのでしょう、利益率向上も見込まれるのだが。。。。

経済的にはどうなんだろうか、結論へ導くには日柄が足りないだろう。

 

さて、雇用統計となります事前予想は

一番必要なのは平均時給です、高橋ダン氏が言っていたなかに

「僕の友達は皆家を持ってます、これを売ってリタイヤした」との事なんだ、ベビーブーマー世代の事です、「ファイヤー」(早期退職)したのだから人出は足りないのだという事だね。

特に、サービス業(接客業)とのことです。

少し前にNYで日本人アルバイトの年収が800万円とかで話題になりましたが、分かる気がします。

 

コロナショックから、その後に世界的に人手不足が発生しているのは間違いない。

生産へ関わる人々も同様ですからインフレが終息するには時間が必要でしょう(機械化・オートメ・ロボット化)ですね。

 

日本でも配膳ロボットの導入やタッチスクリーンでの注文は当たり前になりつつあります。

ビシネスホテルも受付から清算までロボット化されてますが、清掃など不可能な職種は人手不足は大きいと察してます。

 

世界経済は様変わりするだろう、人材不足・エネルギー不足・政治不安・東西対立などは既に起きている事です。

 

さらに、各国が進めていた金融緩和が元凶となったインフレからの経済大転換はこれから数年~十年の歳月をかけてグレートリセットとなる予想もあります。

 

アメリカ経済だけを見ていたのでは失敗する可能性も大きい、何処にブラックスワンが潜んで居るか分からないからだが、ここまで経済環境が変化していてブラックスワンが無いという考え方はリスク管理的に問題がある。

 

よく言われてることにブラックスワンは起きてから対応すればよいと言って無視されるがリーマンシヨックでどれほどの企業が破綻したのか、分かり切った事だが市場は無視しなければ自分達の食い扶ちが無いのだ。

 

日本の旧財閥の資金源はサドンデス投資であるのは既にUPしている、思い出して欲しいが管理人はなにも持ってないと寂しいし、スキル維持の為にチヨッカイを出している

 

今回の経済事変が軟着陸したとしても、経済は引き続き営みを続ける次のチャンスを待てばよいだけの事なんだ。

ブラックスワンに進んで巻き込まれる必要は無い、貧民投資家には決算期は無いのだから、投資を控えていても問題は無い。

 

******今回の動画はどれも大変参考になりました

力作揃いでしたね、注目点も様々で参考になりました。

面白かったのは若林氏の「FRBは印刷屋」という下りです、言いえていますね。

経済音痴の日本人からすれば「金融工学」「計量経済学」など小難しく聞こえますが

ヤッテいる事は「金利の上下」と「資金管理」でしかありません、それを難解にすることで権利の象徴のように見せているだけです。

 

******この辺の所は

市中銀行も同様で「自行の紐付きを傘下企業」の財務担当者へ送り出して銀行が財務を掌握している構造と同じです。

しかし、金融が発達し「PtoP」融資やエンジェル投資など市中金融が発達した現在は銀行も様変わりする時なんだろう。

中央銀行も各国GDPが大きくなり、全ての掌握は不可能となって来たそれ故にバブルなど過去の金融政策で対応できない事態となりつつある。

暗号資産などが、それだろう。

デジタル通貨までの道のりの一端と考えるべきなのか、ただのポンジスキームなのか結論はもう少しであろう。

 

欲を出せばキリが無い、今が底なのかと食指が動く事になる。

買えば「株価は下がるかも」と不安になり、「買わずにいれば」おいて行かれると不安になる、それが投資家心理なんだ。

それを本能で嗅ぎ付ける投資家はポジショントークを連発して煽る、売り逃げしたいと考えていれば良い。

誰が、儲けの元を教えなくてはならないんだ自分でこっそりと買えば良いだけでは無いか。

 

という事で、心理的強さは他人が教えられるものではありません打たれ強くなるには落ち込む事も必要だろうし、男性は精神的に弱い動物なんだ!

 

終わり