このCPIに合わせてアメリカ株式市場は日程調整と事前予想により短期上昇相場を作ったのです、そもそも相場に影響を与える経済指標も無かったのだから。
見ての通り5日移動平均線(緑)の上に日足が出たら相場は反転し下落時と反対の過程をたどって来たのです。
そもそも反転する理由など有りません、FOMCはまだ先で経済指標も無いのですから
下落を続けようが反転しようが相場を主導するお金持ちの考え方次第です。
その彼らにも根拠は無いのですから、下値支持線とかテクニカル分析とか根拠の薄い事象を使うしかない。
この様な時に日々の値動きに一喜一憂しても利益は薄い、過去では大局的に構えていたのが正解であった。
ある程度の資金量が有れば「全ての根拠が薄い」ときこそ、資金を傾けるには最適なんだがね、ほぼテクニカルだけで動くので。
今日の本題は「CPI」と「相場の根拠」と二つです。
もう一つのCPIですが、事前に(前回のCPIから続いている)アメリカのインフレはピークを過ぎたという「勝手解釈」の善悪です。
都合の良い(大きな損失を喰らっている)解釈で相場を主導しようとしている姿は見え見えなんですが、上手く行くかどうかは分かりません。
言える事は損失を喰らっている輩は「命がけ」ということでしょう!
2008年のリーマンショックを思い出して、現在大きな倒産が出ていない事に気が付くと倒産予備軍は「命がけ」の状態でFRBの救済も無くなったのがジャクソンホールのパウエル議長のスピーチで突き付けられた事実です(パウエルプットは無いと断言)
残るは相場を持ち上げる事だけが唯一の道でしょう。
2000年と2008年を記憶している管理人としては「売り方は熾烈だという事です」
そもそもヘッジファンドがこぞって買い建てに傾斜するなど過去有りえなかった事です
投資で勝つにはマイノリティに居る事が必須で、マジョリティが勝つなど有りえない。
FRBが史上まれにみる資金を投入した事から起きた現象だろうが、勝てるのは一部だけだろう。
これから脱落組が復帰できるか「相場の神」はどのような鉄槌を喰らわせるか、見ものダヨ!!
運命の発表となるか、残り時間は僅かです。