日本経済は入超

貿易収支が赤字という事です、日本国のビジネスモデルは原材料を輸入して加工して販売(輸出)するという事業を行っているのです。

 

日本国を企業に例えて見れば、決算したら赤字だった!

現状はこうゆうことです、黒田日銀総裁が円安は日本の貿易の為だと声大きく述べてますが、結果は赤字決算(貿易は)です。

 

******財務省が発表した2022年上半期(1~6月)の貿易統計は

輸出 45兆9378億円

輸入 53兆8619億円

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計  -7兆9241億円  

 

原因は円安で間違いない、円安が輸入金額を押し上げた結果であろう輸入化石燃料価格の是正が簡単な行われる(価格下落)とは考えにくく、このままの状態で世界経済が推移すれば、通年での貿易収支も赤字が予想される。

 

日本経済は戦後一貫して貿易黒字が続いて来たのだが、このビジネスモデルが一時的とはいえ変化したのは間違いない。

この変化が続けば日本の国力低下は続くことになり、当然日本の通貨は(円)下落する

日本以外の世界の国々では自国通貨の下落を血眼で防いでいるが、日銀だけが考え方が違うようだ。

 

******そもそも経常収支の黒字が日本経済を支えていた

世界一の債務国である日本が国債の大量発行が可能なのも「円」という通貨の価値に変化が無かった事がそれらを可能にした来た。

 

日本経済の決算=経常収支です、経常収支の内訳で貿易収支が最大の項目となります。

貿易収支が赤字は円安が原因ですから、円安が続く限り貿易収支の赤字は続く事になりやすいという事です。

日本経済のビジネスモデルは戦後一貫して貿易で稼いできたのですから、円安=日本経済安泰という「数式モデル」を貫いてきたのです。

 

******1990年代以降、新興国の台頭で

日本のビジネスモデルは「低収入国との戦」という、日本が過去に戦って勝利を収めた「先進国対日本」から「日本対新興国」へと変わってきました。

当然、低収入国と戦うのですから、そのままのビジルスモデルでは日本人の給与は上昇しません。

当たり前の事です、簡単な事ですから日本の産業をリードしている輩は全員分かっています、抜け出す方法が分からないからそのまま低収入を押し付けているだけです。

日銀も同様に円安以外の方法が分からないので、円安を続けているだけの事。

「無策」という事実を甘んじて受け入れるしか国民には方法が無い。

 

******脱線しました

貿易収支が赤字なのを補うのが、戦後日本が稼いで無駄遣いしないで海外に資を築いてきた「海外資産の運用益」です。

この部分の収支が20兆円の黒字ですから、貿易赤字の7兆円を引いても13兆円の黒字が出ることになります。

 

円安進行で貿易赤字の幅が拡大すると経常収支も赤字になり、海外から見て「円の信頼」が崩れる事になります、当然円安が進行し赤字幅の拡大に繋がりますから防ぐ方法は「日銀の利上げ」以外には有りません。

 

当然、日銀は大赤字で債務超過となります。

此処が大問題で日銀は債務超過を防ぐ為の「手だてが無い」イエレン氏のように嘘でもついて当座誤魔化すとかね(インフレに対処できる方法を持っていると大嘘を突いたのね)

過去、経済学者はインフレに対処する方法は「利上げ」+「金融引き締め」だけだと言っていたのだ。残念な事に記者は経済を理解してないので質問が出来なかったのだ。

 

日銀総裁会見の質疑応答を見ても、記者の質問の切れ口が悪いので言いくるめられただけで終わっている。

黒田総裁に睨まれたら委縮しているのかも、それでも記者ですから日本語を駆使して突っ込める位の方はオランノカネェ?

 

******日本はガラパゴス経済

水+空気+安全は無料で与えられ、国民皆保険国民年金という世界最強の社会保険がある。

何時でも、何処でも、差別(国民保険と社会保険)されないで使える健康保険は世界最強です。

道路にはゴミは無く、夜中も安全に歩けて、電車内で酔いつぶれても財布はそのまま。

世界で唯一の国ですから、収入が低くとも文句も言わずに勤勉な日本人。

 

悪い国では無いよね、五輪を賄賂漬けにしなければね。

 

******無策の日銀+財務省

天才級の職員は数多います、かれらの出番が近い。

先進各国は日本を含めて「国家のビジネスモデル」に変化が出ました、過去何度もUPしているドイツは「安い化石燃料」をロシアから輸入し、安い食料をウクライナから輸入して付加価値の高い製品で世界で吐出して利益を上げてきました。

一番の輸出先の中国は経済崩壊寸前でドイツのビジネスモデルは崩壊途中ですし、

アメリカはドル基軸通貨をバックに通貨発行益で世界一の経済大国を築いたのですが、世界は新興国後進国アメリカ経済圏を拒否し始めてます。

 

何事も永遠には続かない、人生で転機+チャンスは数度(2~3回)は有ります、チャンスの芽を摘まないようにでしょう。

 

******管理人の瀬踏みは

利益となり帰ってきました、市場は上昇雰囲気でしたが売り方でポジションを作りほんの少しだけ本日の寄り付きで利益確定(一部)

円安が進行するかもしれない、ドル円は管理人の推察より反対方向へ動く事が多いので

円高方向の銘柄は切りました。

考え方と違うポジションを作るのは投資では当たり前の事です、投資ではフルコンフィデンスなどは捨てましょう。

常に、市場の力=お金が動く方向が正しいのです。

 

******世界の国々で

ビジネスモデルが変化しつつあります、経済の激流が襲うでしょう押し流される国はデフォルトし、世界一安全と言われているアメリカ国債が暴落危機となるかも。。。。。

 

先々どうなるのか、忘れてはいけないのが経済学は過去の経済を分析するもので未来に役立つわけではないのです。

結論は天才級の経済学者が集まっても、知恵など有りません。

経済の大きな流れを作ってしまった(世界経済に不必要な膨大なお金)先進各国は激流に流されるのが当たり前なのです。

 

お金や電気の流れを水に例えて学びます、つまり川上に膨大な水を流してしまったのです。

ダムを決壊させたとでも例えてよいでしょう、その膨大な水は激流となって押し寄せているのです、それがインフレという事です。

流れが過ぎ去った後は「荒れた大地=荒れた経済」が残るのです、それを元に戻すのに(耕して収穫できるように)数年~10年の歳月が必要となるでしょう。

 

それが管理人の見立てです、肥料(投資資金)を与え作物が大きく育つまで待てば収穫できます、管理人の歳では無理な歳月ですが頑張って種を植えるのですね。

種=種銭を溶かさないように、十分な注意は必要ですさらなる激流が二度三度と襲って来るのが普通です。

 

ここで(この世界経済、政治事情)揉まれたら、誰にも引けを取らない投資家として生まれ変われます(常に初心を忘れない)

 

******この間

観光客が不便を訴えていた「日本は現金を持ち歩かなければならない」とね。

確かな所、管理人も月数回の現金払いが必要なタイミングが有る。

床や+温泉券

店舗がほとんどない(部落に3件)のに現金が必要なのですから、都会では大変だろうとね、友人がサイフを落としたと数日前に来ました管理人の所ではないのですが暑くて探していたら気分が悪くなったと涼みに来たのです。

 

かなりの年配ですから、何処で紛失したか記憶は無いが無策で探しているだけ、ところが昨日、車の中に有った! ガーーーン。

 

まぁ、笑い話。

時代が進み、カードもスマホも必要無い決済方法が標準になります(指紋決済)です

無くすことも無ければ詐欺も出来ない、国にとっては賄賂も無い、地下経済も無くなる

良いことづくめの経済となります、大分先ですがね。

しかし、最終目的地ではまだ無い。

お金という概念が無くなる時代までは経済という重しは無くならない。

 

終わり