経済指標

これを受けたアメリカ株式市場は鬼の首を勝ち取ったような爆騰しました。

アメリカ国債は安定状態です、昨日暴落したSOX指数は元に戻り、マイクロンが出した悪い予想は何処かへ飛んでった。

 

節操の無い株式市場、わかっちゃいるがこれほどの無節操は過去見た事ない。

ドル円は再び2円近くドル安となった、これほどの日々のボラはアメリカドルが紙切れとなった日「(ニクソンショック)1971年8月15日ドルが不換紙幣となった日である」以来です

 

日々のドル円の変化は

このボラについていくにはかなりのスキルが必要だろう、日本株でさえ付いていくのが難しいのだから、管理人は大けがをする可能性がある時には冬眠します。

生きていればチャンスは必ずあるのが分かっているから、スキルと体力と資金が有れば突入はお勧めできるほどのチャンスでしょう。

 

******閑話休題

アメリカドルが紙切れになった日」いろいろな書籍が出版されています、アメリカの歴史の中で最大級の事件でした、その日の日銀の対応と合わせて一度は知っておく必要があるでしょう。

歴史は繰り返します、ドルが「紙屑」となる日が来ると思います。

その時にためにも、と言っても管理人は既に黄泉の国だろう。

その前に「円」が紙屑となる日が来るかもしれない、各国中央銀行が何とも頼りないと感じているので、

 

******CPIを受けた市場の混乱は

来週に持ち越されたか、今日明日のアメリカ市場で再検討されるか。

市場では変化を受け付けるには日柄が足りてないはずだ、一日で全て受け入れるのは無理だという事です。

 

******CPIの中身を分解して見なければ分からない事だらけ

現時点で一番よい中身の解説を紹介します

【米CPI】前年比8.5%上昇!徹底解説!ドル円が2円以上円高!まだ円高は続くのか - YouTube

 

******ダウのボラVXDは

引き続き上昇トレントを形成、S&P500のVIX指数は安定の20割れの19.74まで低下しました。

 

債券のボラを示すMOVE指数は

トレンドが変わったまでは変化して無いが、トレンドが崩れたのは間違いないようだ。

しかし、米国債2年-米国債10年=▼0.425%と逆鞘が続いている。

逆鞘は7月5日の▼0.05%から始まり、8月10日の▼0.425%まで26営業日続いている

 

******これらを勘案すると

アメリカ株式市場の参加者とアメリカ債券市場の参加者は同床異夢という事だろう。

何方が当たっているのか、両方正解は有りえない事なんだが一時的には両者の同時存在は可能です。

本来は天秤の両端に位置している株式市場と債券市場ですが、今現在は天秤を二つ用意して各々が勝手に乗っかっている状態です。

そして、二つの天秤の反対側に乗っているのがリスクプレミアムですね。

これこそ今のリスクの取り方を示している、株式市場が見ているリスク(数年先)と債券市場が見ているリスクが違っている。

 

債券市場から見れば、コロナシヨック前までの利回りは異常に低すぎた所まで行きついたのです(ゼロ金利

さらに日欧はマイナス金利まで導入した、これを言い換えると

 

「お金を借りて頂けるなら、お金を差し上げます」という事です、

これを現代貨幣理論と堂々と宣う中央銀行は間違っている、と断言できます。

しかし、彼らの力は強い押し流された経済は行きつく所まで行きついた結果がインフレなんだろう。

 

インフレ以外に経済事象があって、まだ隠されているならそろそろ出てきて良い頃だろう。

 

******喰うに難儀した戦後の日本経済からバブル崩壊と全て経験したが

最後の仕上げだろうと、余生を送りながら世界経済を日々分析している。

 

強欲経済と批評したアメリカ株式市場だが反省の弁は当たり前に無い、それより更に損失を取り戻そうと喘いている姿は見苦しいの一言で片づけられる。

 

相場の神の鉄槌は次の玉を込めて発射準備完了と見ているが、管理人の目先が狂っている可能性もある。

どの様な相場になるにせよ、生き残るべく手腕を発揮して頂きたい。

 

相場と付き合う最良の方法は「自信を持ってはダメ」という事なんだ、其れから行けばFRBの自信過剰は何処から来ているのか、理解不能でしょう!