26日・27日です、前回のように政権内部からのリークは有りません。
事前リークが無い代わりに報道が過熱しています。
アメリカではエコノミスト予想とは「リーク」以前の感触を得ていて、それをエコノミスト予想として上げている事もある。
予想にバラツキが無い時は「疑った方がよいだろう」、それがアメリカ社会構造です。
******これらから学ぶ事は
FRBは目先株式市場の回復を望んでいる「先々大きく下落する可能性がある」、ここで回復させておきたい。
こんなシナリオではと勘繰りました。
管理人はアメリカに知り合いもいない、テツも無いが長い投資歴から身に着けた着眼点です。
グリーンスパン議長時代は「難解な言い回し」でFRBの政策のケツを捉えられないようにしていました。
何時の頃からか「市場と対話」になり、それが行き過ぎてFRBが市場をリードするようになったのだが、カウンターを取られる事から事前にリークして市場の方向をコントロールするようになったようだ。
という事で0.75%の利上げなら、FRBの目論見は相場を上昇させたいということでしょう。
******中国もEUも付き行き真っ暗なのに
アメリカは世界の資金を集めて、経済回復の無い相場主導という目先の浅い金融政策を目指すなら、当面は相場の回復には目を瞑るのが正解です。
日銀・FRBは国民の信頼を失ったようだ、一部のお金持ち御用達の金融機関の位置しか無いという結果になる。
もう少し突っ込むと「不換紙幣」(金の後ろ盾が無い、金と交換できない)となった通貨は中央銀行の信任だけが支えなのです。
黒田総裁もパウエル議長も「信任」を失いかけている、これは重大な失態です。
黒田総裁の会見に記者が集まらなくなり空席が目立つようになり、壊れたテープレコーダーなどと揶揄される事は「中央銀行の信任が崩れ始めた」という事です。
2021/6/18の朝日新聞デジタルの記事です
******FRBも日銀も道を踏み外したかもしれない
まだ、分かりません。
疑うだけの薄い根拠は有ります、これが育つようなら市場は崩壊しまっせ。
アメリカ市場が出来高が増えて、相場が上昇するなら(S&P500とラッセル2000で)
FRBの目論見は成功したという事です。
着眼点の一つです、そしてNASDAQまで上昇し始めたら先行きの金利上昇を0.5~0.25%へと落とし始める可能性がある。
それはアメリカ経済が利上げに耐えられないとFRBが読んだのでしょう、その時点でインフレ収束方向に無ければ、危険アラームが点灯します。
FRBも日銀も弱音を見せて無いのは「ブラフ」だろうと管理人は見てます、黒田総裁は表情に出ませんが、パウエル議長は顔に出るタイプです。
注意して見ているとよいでしょう。
クロダ総裁は笑った時が琴線に触れた時のように見えます。