週が変わり、先週末の雇用統計の評価が出回り始めた

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非農業部門雇用者数をそのまま受け入れれば、予想26.4万人 結果37.2万人。

失業率3.6%でアメリカの雇用状況には問題ないと見える。

労働参加率の捉え方しだであるが。

ヨーロッパ市場もオープンとなる、アメリカ市場の先物の出来は

債券・株ともに現時点では売られている。

ドル円はドル高方向でユーロドルは1.015と数日でパリティとなりそうだ。

現在ノルドストリーム1の改修工事中であり、ロシアからの天然ガスの供給はストップされている。

問題なければ来週には供給再開となるだろう。

 

******週末の間アメリカ、欧州に特別な問題発生はなかった

束の間の暖かい気候を楽しんでいるのであろう、政治家は休日など無いと思うが。

 

しかし、ロ・ウ・NATO問題は難しくなど無いはずなんだ。

「誰かが引けばそれで済む」引かなければ問題は解決しない。

そもそも欧州各国は資源国と非資源国に分かれていて、経済が発展しているのは非資源国であって、資源国は北欧諸国で人口も少ない。

北欧の資源国は政治的・軍事的安全保障だけが必要で食料・エネルギーなど問題は無い

 

そもそもロシアにとって人口の少ない北欧を軍事的に威圧する必要も無いし、ロシアに軍事的余裕も無い。

それをいたずらにロシアを刺激して何の意味があるのだろうか、北欧諸国がNATOに加わったとしても、加わらなくてもロシアから見て変わりなど無い。

対ロ問題を難しくしているだけだろう。

 

欧州の政治家は理解しているはずだ「誰かが引かなくては目先、停戦は無いと」

プーチンに飴を与えて、天寿まで待てばよい今より悪くはならないはずだ。

 

現在は微妙な勢力図となっている欧州とロシアの政治・軍事・経済・コモディティである。

崩れて戦果拡大するのか、コモディティのシーソーが崩れて欧州の政治家の手打ちとなるのか。

最大限困っているのは、最貧国なんだ。

ロシア産化石燃料と食料が世界市場から消えた分のシワ寄せは最貧国へと向かうのは間違いない。

多分、誰も責任を取らないし、取るような話も出ないだろう。

欧州経済をわが物顔で闊歩していた国の政治家は、植民地政治を本領としてきた末裔でしかない。

その考え方に変化など無い、アメリカでも奴隷として連れてきた黒人の市民権は白人と比べて低いのだ、それがアングロサクソンの考え方の基本であることは、これからも変わらない。

 

地球規模的に人種間的に、最後の難題だと良いのだが、と管理人は思う。

人種間平等であれば、最貧国などの表現は無しとなる。

飢えに苦しむ人々が居なくなる事が最重要課題なんだから。

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