お金の流れ

川の流れとは異なり、「下から上へ」と流れるのが普通

つまり、下々のお金は吸い上げられて上へと集まる。

 

******物もお金も沢山有ると価値観に変化が出る

大事にしなくなる、粗末に扱い無くしても、傷んでも気に留めなくなる所まで突き進んでいく、こうなると価値観は完全に失われてしまい元に戻る事は無い。

没落して行くのみである、これら全ての責任は中央銀行にあるのだお金のコントロールに失敗した結果がこれらの現象である。

昭和の戦前の時代「豪商」が沢山いた、お金が集まり、仕事が集まり一極を栄えた時代であった、経済が発展していくときの一つの現象である。

 

まだ銀行というより無尽という方が当たったいる、資金を必要とする人に資金を集めて貸すという業務が出来つつあった。

その時代、お金が集まった豪商の「お金」の使い方には一理が有ったのだ、日本や地方経済、業態の先行きを見据えた「お金」を使った。

例えば、骨董の収拾であり文化人への資金協力であった。

現代風で表現すれば「粋な使い方」である、生活に困窮していた方は住み込みという仕事形態もあり「衣食住」には困らない、豪商の主には「帝王学」が備わっていた。

 

さもなくば「豪商」にはなれない、人、物、金が集まるにはそれなりの素養が備わっている必要がある。

 

当時、社会主義などという概念など無い、自由などという風潮も無い、しかし社会は上手く回っていた。

 

******何時からなのか

強欲経済が社会を蝕み、人に付いていた「お金」が独り歩きして「お金」に人が付くようになる、お金が万能ですべてお金で代用することが可能となる時代となった。

各国中央銀行はお金のコントロールを放棄して、供給する事だけに集中し、都合が良いだけの金融工学を作り出し「お山の大将」我一人と豪語する。

 

神篝的な発想だが、「下」から吸い上げられたお金は「上」で消えるようになった

先ほどUPした時代では使われていくのが「お金」であったが、現代では「溶けて無くなる」

日本人は「お金」を使わないのが悪い、投資しないから日本株は上昇しない!

こんな事を発し始めたのが日本人エミノミスト達なんだ!

 

何故、「お金」を使わないのか?

何故、「投資」しないのか?

議論も結論も無いままに一般人を非難するだけのエコノミストになんの価値や必要があるのだ、そもそも社畜エコノミストに必要性は皆無だし!

 

******渦中にいると見えてこないのだろう

「お金」はストックであり、収入の増減を補うためにストックする必要があるのだ!

使ってしまってはイザという時に「使えるお金が無い」ということになる。

 

日本の政治家や中央銀行が日本国民に発展した日本の未来の姿を見せられない、何時か来る天変地異への対策が不十分であるのが分かっている国民は貯蓄に勤しむのだ!

 

******このような「お金」万能の時代は転換点が来る

FRBが都合の良いだけのコメントで市場操作をしようとしたり、お山の大将の黒田総裁が日本国民の意見を聞かなかったりと、これらを勘案すると。

この時代は「危機を迎える」、難局を乗り越えられても「お金」の総量が変わらない限り難局は繰り返し経済を襲うだろう。

 

チャンスは向こうからヤッテ来る、強欲経済は「欲が投資家」自身を追い込むのだ。

何度もUPしている80%の新規参入者が2年以内の消えて行く実体を!

これ一つだけでも株を安く買えるタイミングが向こうからヤッテ来るという証明です

信用評価損益率と信用倍率と日経平均チャートです。

日経平均の下落に合わせて「信用で買い向かっている」のが見えます、当然評価損は増加してます。

凡そですが、13%から15%の評価損を喰らうと、個人投資家は信用買いを積み上げるのです。

そして、評価損20%近くで投げ始めるのね、その時に相場が暴落すると評価損が30%当たりまで行きます、過去のピークが30%ほどでした。

 

相場の分析で一番当たるのが需給分析です、過去外れた事は有りません。

当たり前です、追証を喰らっているのですからテクニカル分析やファンダメンタルズ分析など及び出ない。

担保(お金か代用証券)を入れないと強制終了ですから、有無を言わさずにね。

 

相場が過熱した後は、必ずチャンスがやってきます誰かが高値を買っているのですから

欲でね、そして株価下落で損失を出し取り戻そうとして更に信用を積み上げる。

高値の買いを安値の買いで平均して買値を下げるというナンピンです、しかし相場は終わっているのです。

相場が高値を追い続けた後は、底値を見に行くのが当たり前です、魑魅魍魎の相場達者が仕掛けているのですから。

 

******今だに

株価は投資家の売買の合成の結果だなんて、思ってはいないでしょうねぇ。

そんな考えは破綻の一歩を踏み出したという事です。

相場が過熱している時には「良いニュース」がほとんどです、相場が下落している時には「悪いニュース」が出回るのです。

 

それは、一般受けが良いというだけでなく相場操縦の為にニュースは選択されているという事です。

全部それだとは言いません、しかし確実に有ります。

 

前回のUPの流行を仕掛ける側と受け入れる側です、それらを熟知すれば自ずから見えてくるのです様々な仕組みがね。

株式市場もその仕組みの一つでしかありません。

 

******閑話休題

管理人の在所の海に都会から釣り人がやってきます、様々なルアーを持って。

一財産ほどのルアーを持参してきます、チョイ覗いて見ますが「釣れそうな」ルアーは一つも無い(笑い)

 

それらの釣り人のルアーの選択が間違っている、騙されている。

ルアーの製造会社は釣れそうなルアーを作ります(釣り人を釣る)、決して魚が釣れるルアーを作ってはいけません、会社が倒産してしまいますから。。。。。

釣れないルアーを沢山買っていただけるのが会社存続の道です。

 

結論は「売れるルアー」を作るのです「釣れるルアー」ではありません!!!

 

魚の気持ちは分かりませんので、釣れると思って作っているかもしれませんが、、

では、どうすればいいのでしょうか?

 

簡単です、地元の名人と同じ事をするために観察して研究するのです。

数十年の経験値があるのです、普通同じ境地に至るには数十年かかるのです(釣れるようになる)でもその前に挫折しますね。

 

在所の釣り人は中古の釣竿を求めます、理由は都会の釣り人の竿は魚を掛けたことがほとんど無いのでも「曲げて無い」新品同様です。

在所の釣り人は「限界まで曲げてます」魚がデカイ。

度々、折れます(限界を超えて)、それ故に安く買える中古品がよろしい。

 

釣りには「潮時」があります、釣れる時間帯です、都会のルアーマンはただ投げてるだけ、耳と耳との間が筋肉なのです。

昼日中にルアー投げても、??????という事が分からない。

ルアーを追う魚はそれなりのルールが有る、其れさえわからないのだから釣れるわけが無い。

 

いいまでの40年間のアメリカ株式市場は金融緩和で上昇を続けて来た「買い持ち」で財産が築けた時代であった。

これからの時代、それが通用するのか分からない注意が必要なんだが助言も出来ない未知の世界となろう、需給分析だけは変わらずに利益をもたらしてくれるでしょう。