イタリアの石油会社Eni(エニ)半官半民のイタリア最大の工業会社。
ロシアのガスプロムから天然ガスの大幅削減通告があったと20日に発表した。
この為イタリアは警戒宣言を発令する可能性があるとした。
ドイツもロシアからの天然ガスの供給削減の対策に天然ガス貯蔵拡大計画を策定中と発表したが、可能かどうかは疑問点が多すぎる。
ロシアからドイツへの天然ガス供給量はドイツ経済相のハーベック氏はコメントで許容量の40%とある(翻訳がうまくないので、日本語的にオカシイ多分、必要量だろう)
ロイターでは
削減された国は「ゴチャゴチャ」と言うだろう、解決方法はロシアへ振り上げた拳を下げるしかないが、妥協を知らないアングロサクソン人種は最悪の道を歩むと想定していたほうがよいだろう。
******もはやロシアへの経済制裁が
ブーメランとなって帰って来たという事です、誰もが分かっていたのだが何を勘違いしてロシアへの経済制裁を実際に稼働させたのだろう。
過去から続いて来た欧州という限られた経済圏を自ら壊すという暴挙に出たということなんだ、当然に痛みを伴うが実施するに当たり「国民に問う」という事も行っていない
反対意見もあるはずだが、政治家が勝手に経済制裁を進めたのだ。
国民が賛同が多ければ、なんら問題もない。
欧州にも貧民は存在する、彼らが冬の暖房を取れないという事を自覚していない政治家だと結論づけても違和感を覚えない。
ロシアへの経済制裁が実際にはほとんど効き目が無いという事実は、日本の報道各社の発表とは大きく異なっている。
ロシア連邦中央銀行(ロシア銀行とも呼ばれてる)の仕事はロシアルーブルの安定と発行を基本業務として長きに渡る、総裁はエリヴィラ・ナビウリナ氏
2013年から現職でロシアの才女と呼ばれるほどの天才です。
ロシアへの経済制裁の効き目は「ルーブル/ドル」のチャートを見れば一目瞭然だろう
ロ・ウ戦争前よりも、ルーブル価格が上昇している事実を見ると、ロシアへの経済制裁というより、欧州がエネルギー制裁を受けているという方が当たっている。
欧州の政治家(指導者)が政治的に解決できない問題のツケを貧困が受けているという図式なんだろう、更に食糧危機も迫っている。
食料を戦争の道具にしていると非難だけはするが、解決の糸口を見つけ出せない政治家の無力を実感しているのだろう。
この先、政治家として解決できなければ欧州の政治色に再度変化が出るだろう。
つまり、「背に腹は代えられない」国民が自国の政治家に「No」を突き付けて再選挙
になり、独裁政治までは進まないだろうが現在の第一党が塗り替わる可能性もある。
今年も、世界的に天候不順となった。
地球規模の天候不順なのだから、2022年に急速に回復する事は可能性として小さいのだ
中国は大雨が続いて食料+石炭の生産は2021年と同様に中国人民を満足させるには不十分なのは確定した、ロシアを頼るしか方法は無い。
欧州各国も「右に同じ」という結果は変えられない、石炭火力を再稼働という決断しか当面は方法は無いが、来年の天候不順は確定的となる(二酸化炭素の排出増加)
夏の大雨(ヨーロッパ大陸はデカイ、普通は内陸部は雨が少なく、冬は厳寒で夏も涼しい)2021年のパリの猛暑は過去には聞いた事も無かった。
因みに、フランスの夏は涼しいのでエアコンは必要無いし、ほとんどの家にはエアコンなど付いていない。
パリの猛暑に対応できる設備など、何処にも無いのだ(公共の建物しかエアコンは無い)
知人が長い間、北アフリカで仕事に付いていたが、帰国する前に世界中を旅して来たが欧州の寒さは耐えられないと言っていた。
酒飲みなので、ワインの話をするのだが室温といっても18度位なのでワインは室温というのはフランスでの話だと言う事らしい。
夏には猛暑となる日本で赤ワインを室温などとんでも無い誤解だとよくよく言っていた
日本人的には18度は寒いが、欧州人は汗をかく温度だそうで18度が半袖・半ズボンの境目の温度だと言っていた。
何事にも勘違いはあるのだ、かっこよく赤ワインは室温などと言わない方が良いだろう
******中国中央政府と地方政府のサイフはカラになったようだ
数年前から書き続けた中国には二つのサイフがあり、政府のサイフと共産党のサイフだとUPしていた。
中国の公務員への報酬は引き下げられて、ついにダイヤモンド・オンラインで取り上げられた
さらに民間に仕事が無い。
ロックダウン解除となっても、既にサプライチェーンの多くは崩壊している。
実際に動画配信されていたが、削除されてしまった。
サプライチェーンの一部を担っていた経営者の多くが逃避しているようだ。
工場は中身が無いという事らしい売り払って逃亡したのだろうか?
******社畜のアナリストは中国経済は再稼働とか宣っているが
何を見ているのだろうか、事実を見ることをお勧めする。