中国経済

変化待ちをしていました少しづつ変化してましたが、ここに来て中国企業経営者が悲痛な叫びとも捉えられるコメントを出してます、そろそろ限界を迎えたのか?

 

******中国経済はデカイ

人民一人当たりのGDP貢献度は低くでも×14億人である。

この経済が方向を変えるには時間がかかるのは当たり前だろう、中国国家統計局の経済指標は1000%当てにならない、管理人は見てません。

まずは、この話題ですが。

中国共産党の国家経済運営方法は「上意下達」です、それが共産主義でして上の命令を下々が努力して達成する。。。。

これが共産主義で、達成出来ない時は粛清されるという事ですから、出来なくても出来たと報告をします。

という事で、下部組織から上がって来る様々な経済数値は全く当てになりません。

それらの数字をまともに解釈している日本の報道は共産主義そのものをご存じないという事でしょう。

 

では、どこを見るかというと過去なら「李克強指数」がありました、経済運営のTOPの李克強氏が国家統計局の経済指標が当てにならないという事で自ら開発した指数で根幹は電力・水道などの使用量から導いた指数です。

しかし、中国がエネルギー不足となり指数が途切れてしまった現在は使える経済指数は皆無となりました。

 

という事で、企業経営者の悲痛な叫びが一番使える結果となってます。

 

******ロイターが伝えてます

jp.reuters.com

少し前の事ですが、アリババのジャック・マー氏がコメントを出しただけで当局から圧力を掛けられて一時逃亡していた事件を思い出してください。

危険を察知して隠れていたが当局からの呼び出しで出頭したのだが、その後は

 

この事件当時は習近平の権力がピークだった、マー氏は粛清の危機を表舞台から去る事で事なきを得たのだが、実際に他の経営者も同様にしたようだ、当時の報道をUPします

www.businessinsider.jp

 

******あれから1年余りで

習近平の権力に一縷の風が吹いたのであろうか、テンセントの経営者は「矛盾指摘」を再度行ったのだ、普通なら逮捕されて粛清される。

確実に後ろ盾があるからこそ「可能な行動」と捉えられる事件である。

 

習近平の経済的要素は全く分かりません共産党の「国家首脳」の能力など知りえる立場の人はほぼ居ません。

時代を遡り「習近平」が選出された経緯を思い出すと、長老の推薦だった。

習近平という鷹が爪を隠して長老に取り入ったのだろうか?、国家主席となってからの豹変は目を見張る事案であった。

これらの一件で「習近平」は国家主席として天賦の才能を周囲は見て恐れたのだろう。

 

それから怒涛の躍進が続いて共産党員の数十万人の粛清を行ったのだ、当然のこと禍根を残す。

習近平は権力の座が下りる事が「四」を意味する、取り巻きも同様に危険極まりない。

早々と逃げ出したと言われている「王岐山」、一番最初に逃げた。

www.nikkei.com

共産党の権力闘争を西側から見ても全く分からないのが普通なんだ、しかし近頃は習近平の実力を咋に罵る投稿が削除されなくなっている。

確実に、スルーされて数日ネットに残っているのだ。

検索すればすぐに浮上するのだから普通なら即刻削除されてしまうのだが。。。

 

これら一連の事柄がなにを意味するのか、現段階では分からないが異変を感じるのは当たり前の事だろう。

官製メディアが李克強の記事をUPするようになった

youtu.be

一面に記事を書いては居ないが二面全てを使って李克強を賛辞している、これは習近平にも伝わることなんだから普通は危険極まるのだ。

 

******中国共産党は2022年秋、5年に1度の党大会を開く。

通例であればトップが交代する10年に1度の節目です、2020年初頭は習近平続投で決定のように扱われてきた。

しかし、中国経済が不振・ロックダウンで上海のトップ(習近平側近)の地位が危ういなど、習近平の周りへの圧力が見受けられる。

 

テンセントの創業者は習近平派ではない、此処が大事なところで咋に体制批判が出来るなど事変が起きるかもしれない。

習近平は退任すれば「四」が待っている、安全と引き換えに退任という手段を選択する余地は残る。

再度国家主席に残り、健康不安を危惧しながら不安な日々を送るのだろうか。

人間は確実に寿命を迎える、側近は逃げ出すだろうドロ船に残る共産党員など皆無だろうから。

 

秋の党大会までに残された時間は少ない、習近平は腹を決める必要がある。

仮に「李克強」が国家主席となれば、市場は暴騰予想です。

売り方は危険になります、ご注意でしょう。

逆に習近平続投となれば、経済対策を打ったとしても無視されまっせ!

 

次の次の国家主席は確実に習近平では無いのですから。