アメリカ非農業部門労働生産性指数

労働省労働統計局(BLS)が、米国内の非農業部門の労働者一人当たりの生産高を表す労働生産性を四半期ごとに指数化したもの。

一般に景気拡大期には上昇し、企業業績の拡大や賃金の上昇圧力からの個人消費の拡大につながるとみられている。もっとも、技術革新など景気以外の要因での増減もあり、必ずしも一致しない。

ブレが大きい指標だが、景気の変換点では重要な指標ですチャートで見るのが良い指標です。

コロナショックが発生と同時に指数値に大きな変化が出ている、これが重要でして経済が順調だと変化率は小さく、経済に変化が出ると変化率が大きくなる特徴がある。

経済が加速しても、減速しても変化するのですが経済に遅効性があるので現状を表しているのではないが、先行きの経済が大きく変化するという事は確かであろう。

 

******アーク・イノベーションETF

破壊的イノベーション(Disruptive Innovation)に焦点を当てたETFです。

この様なファンドは市場に資金が十分にあり市場が変化を求めている時には注目されるのですが、何事も循環するのですから市場から見放されると相場は「行って来い」となります。

一相場が終わり、次に注目されるまでは下積み生活が待っているということでしょう。

一相場が終わった銘柄は数多く出回っている

FB(メタ)・ツイッター(マスク氏で盛り上がり気味)・アマゾン・エヌビィデア・銀行株指数・テンセントなどです。

 

KBW銀行株指数に注目すると

100を起点に好不調が分かれるところです、まだ好調というところですが。

金利が上昇中にも関わらず相場は下げて来ていますここが注意点でアメリカ経済が不調になるかもしれないというところで売られているわけです。

銀行指数は経済に遅効性があります、アメリカ経済はコロナ前2018年から不景気に突入していたのですが、それ以前の経済を銀行指数が表しています。

トランプ大統領の公約の強いアメリカです、減税して金利を下げて景気を刺激していた)

この指数がピークを打ったということで、アメリカ経済も同様にピークを打ったのではないかという事です。

 

小売り大手のアマゾンの決算が予想に届かなかったということで売られてます

改めてアマゾンの決算は(1~3月は3%減)4~6月の見通しは1160億ドル~1210億ドルと予想に届いていない(予想1250億ドル)

 

******多くの投資家は

アメリカ経済に疑念を持ちつつあります、後はどこで逃げようかという所でしょう。

しかし、既に時遅しかもしれませんが相場ですから何が有っても不思議では無い。

FOMC通過後の乱高下は市場参加者の見方が分かれているという事でもあります強気派はまだ強気で、弱気派は空売りを積みあけようとしている。

 

見方をを変えればFRBを筆頭にセルサイドは相場が崩れては困るし、バイサイドは崩壊する相場に巻き込まれたくない。

という所でしょう。。。。

 

******世界経済に用無しの仮想通貨ですがチャートは

既にピークを遠く過ぎ去っています、そもそもこれらを買いたいと思う投資家はファンだけですから、一時の過熱感が過ぎ去れば興味を失って相場は下げるのは至極当然の事です。

何の役にも立たない仮想通貨(信用の担保にもならない)は市場の興味を失えば他に価値が無かったと分かる時が来るでしょう。

 

表現方法を変えれば、現在のコンピータが時代遅れとなる量子コンピータの時代では生き残れないという事です。

実際的に認証技術にイノベーションが起きて(DNA認証など)新たな世界が開ける可能性は有りますが、現在は全く未知の技術です。

 

******日本株に追い風となっている円安は

日銀が仕掛けた相場崩落を止める手立てだと言い張るセルサイドの面々、今はその思惑通りの展開となっています。

何事も循環する、円安の次には円高となる。

アメリカ経済が崩壊すればドル安となり円安には向かい風が吹く、相場は大きく動けば反対にも大きく動く。

「何時までも続くと思うなこの相場、高値もあり安値もある」