今回のFOMC でFRBは資産縮小の計画をコメントするかも計画の概要を説明するようだ(アメリカのニュースソースから)
FRBは積極的なインフレ対応を躊躇していたのは確かなことで、それらはFRBのバランスシートに現れている。
******最新のバランスシートの傾向
Federal Reserve Board - Recent balance sheet trends
これを見るかぎりインフレへの対策は手付かずということがわかる。
保有する債券の償還を再投資しないことによる「自然減」に頼る選択をしていたのは間違いない。
しかし、直近のインフレ指標に慄いて積極的に動かざるを得ない状況まで追いつめられたようなんだ。
つまり、株式市場を犠牲にするしか残された方法は無いという結果を受け入れるだろうと予測されているのだが。
******市場の見方はこれ一本ではないので
FOMCの結果待ちには変わりないが、FRBの悩ましいのはFOMCの後に雇用統計が待ち受けている。
その後、ロシアの戦争勝利記念日と続き、11日にはCPIが出る。
軟弱なパウエ議長に力強い選択が出来るかどうかも怪しい、5月のFOMCでは議長会見は無いのが普通なんだが(通常は6月のFOMC)
歴史的瞬間があるかないか、野次馬は興味津々である。