ロシア産天然ガスは代替不可能

幾つもの不可能要因があります、未来永劫不可能もあれば10年ほどで完成するバイブラインPLでの超ロング輸送も有ります。

しかし、今年の冬など以ての外でアメリカは何を考えているのだろうか?

これが最大の疑問です、誰も回答を持ち合わせていないのにロシアを経済的に叩くなど空論もいい所だ。

日経ビジネスで「みずほ証券」チーフエコノミストの小林俊介氏はこう警告する。

business.nikkei.com

会員ではないのでサワリだけしか読めてません。

これから温かくなる、ロシアもウクライナも多少は気持ちも緩むかもしれない時を待つ以外方法は無いのだろう。

 

今年の欧州の冬は、このままでは寒そうだ。

温かい所で長期休暇を決め込むのがベストかもしれません、世界中でマネーが動いて経済の活性化に繋がる。

そして、居残った人々に天然ガスや電力を回してやりましょう、

 

******FRBの金融政策でインフレが鎮静化する指標となるのは

マネーサプライM2です、説明

M2は、市場全体に流通している通貨の供給量を示す指標です。 このため、M2の量が増加すれば、その国や地域の通貨には下落圧力が高まります。 逆に、市場全体に流通するM2の量が減少すれば、その国や地域の通貨には上昇圧力が高まります。

 

この指標が何処にあるかは、此処です

https://fred.stlouisfed.org/series/WM2NS

FRBが出しているエコノミックデータです

インフレとM2には相関関係があります、市場のお金の量がインフレに圧力をかけるのです。

このお金の量が有る程度からインフレが進行し始めるのですが、何処から(どれだけの量から)インフレが加速するかの閾値は決まってはいないのです。

まぁ、手探りというところでしょう。

当初FRBはお金を供給してもインフレにはならないなどと言ってたよね、閾値を超えるまではインフレの進行は無いのは誰でも知っている事です。

しかし、閾値が分からない。

FRBは地雷を踏んだのです、そのインフレの地雷は時間差で効いて来るのですから次から次えと、FRBのコメントが大外れという結果になりました。

「醜態を晒す」というのを管理人は初めて見ました、これは恥ずかしい世界の中央銀行の最先端を行っていたFRBなのですから。

次には日銀が醜態を晒しそうですがね。

 

と言う事で、インフレになる閾値が分からないのだから、インフレ鎮静化の閾値も分からない。

QTを実施して経済指標を目を皿にして眺めている必要がある、今度はオーバーキルまでしてしまったら大失態ですからねぇ。

これ以上恥を晒したくないでしょうし。

ほどほどにしておいたら良かった金融緩和。

 

過ぎた事は戻せません、次をガンバレFRBという所でしょう。