ヘンリーハブ渡し価格です
いよいよ、欧州へ向けてアメリカからLNG輸送を始めるのだろうか。
数々の難題があるのだが、アメリカの本気度が試されるところであろう。
LNGはほとんどが長期契約です、平時ならスポット価格も長期契約価格並みで取引されるのが普通です。
暖房用に使われる分が厳冬で増加するかどうかで、スポット価格が変動するのですから
春となり、スポット全体の取引量が減るなかで価格暴騰はアメリカ以外への需要と判断できます。
これが安定的に上昇したままだと、欧州へ運搬されていると判断できます。
******ロシア産化石燃料のボイコット
中東には恩恵をもたらします、原油価格が安定的に高止まりするということです。
政治的には中東の国内情勢は安定します(利権+お金)大歓迎でアメリカに逆らうなんて表向き有りません。
中国・インド・他の宗教国もアメリカが頑張ってロシア排除に躍起になっているのに水を差すようなことは表向きしません。
世界がアメリカ主導でロシア憎しとなっているのですから、しかし自国の政治は自国の為に行う事で、アメリカの為に行うのではない。
ウクライナの悲惨さは理解できるが、それはウクライナ・欧州以外の国の政治的欠損で起こった事ではないんだ。
NATOが失敗した政治で化石燃料価格暴騰の結果を押し付けられたのでは、代替品を安く供給して頂かなくては理に合わない。
こんな風に考えるのが正常な思考なんだ、NATO以外の国では国難を押し付けられてタマッタモンジャネェ!
となっている、アメリカは強気で恫喝したって代替品の化石燃料の手配が出来るかどうかで対ロシア戦略の勝利が決まるのだ。
もう少し書きにくい事を書くと
株式市場と同じで遠い戦争で株価急落して損失が出たら、投資家はどんなふうに考えるだろうか?
自国の民の生活を守るのが政治で有って、先進国が失敗したツケなどいらねえ!
しかし、アメリカに逆らうと後で大変な目に合うかもと面従腹背を決め込むのが政治家なんです。
日本で暮らしていると「相互扶助」の考えが見に染みてますから、化石燃料暴騰も耐え忍ぶでしょうが、世界ではこの戦争の責任者出でこいゃぁ!
という事なんですね、考え方は様々で同一民族では無い多民族国家がほとんどです
、宗教も道徳も全て違うのです。
ロ・ウ戦争の終結が見えないのはこの様なことも要因になっているのです。
******イエメンでは
内戦という事になっているが、事実は違う。
2015年から戦闘状態となっていて、世界最悪の人道危機と言われている。
内戦では無い、アメリカが発端となった代理戦争なんだ。
イギリスBBCはこんな報道をしている
この何処がウクライナと違うのだろうか、アメリカはロシア憎しを世界へ宣伝している。
ロシアは戦犯だと言うがアメリカも戦犯なんだ、政治とはそんなものなんだ。
イエメンの戦争は長期化となり世界の人々の関心が少なくなった、今ロ・ウ戦争が
勃発して、更に関心度が低くなったアメリカには好都合だろうがイエメンの人々の苦悩は変わらない。