ロシア経済制裁の意味が分かって制裁決議を採択しているのだろうか(政治家)
世の中をお金でジャブバャブにしたツケが「ロシア経済制裁の返り血」として返ってくる。
それがCDSなんだ、少し前にUPしていることが現実味をおびてきた。
******モルガン・スタンレーは
ロシアが対外債務の支払いを履行する確率は低下していると指摘した。
「最も可能性の高いシナリオはデフォルト(債務不履行)だとみている」と分析している。
3月16日に支払期限を迎えるドル建てロシア国債のクーポン支払いには、30日の猶予期間が設定されているため、デフォルトになり得るのは最も早くて4月15日だという。
ロシア国債をCDSによって保証するコストが過去最高に上昇。デフォルト確率が約80%と見なされていることが示唆された。
このようなコメントを発しているが、金融に携わっている方が知らないわけが無い
では、誰に注意喚起しているのだろうか、ということだろう。
ロシア国債だけでなく、ロシア企業社債や取引企業まで業績が危ないのだ(コモディティを買えないのだから生産できなくなる)
世界の主導者はグローバル経済は無視という決断をした、取りあえずロシアを虐めるという事だろう。
反対はしないが、新興国はコロナで疲弊している所へグローバル経済も戦争勝利と引き換えにするつもりのようだ。
CDSの発動を先進国で保証するなら別だろうが、政治優先で経済を無視すると経済力の弱い国は破綻するだろう、地域的に紛争も有りうる。
危険な賭けだ。
通貨インデックスからユーロを見ると、CDSの恐怖が浮き彫りとなっている
ロシアと欧州圏は経済圏が入り混じってる、企業間の付き合いも深いのだからロシア国債を取引の一部として融通しているのだ。
安全性を増す為にCDSで保証しているのだから、ロシア経済制裁の火の粉は降り注ぐ
何処が引き受けているかと言えば「既に理解していると思う」他にも可能性がある銀行も浮んでくるそれが〇〇の銀行である(全くの憶測です、情報はありません)
ロシア経済制裁は始まった所なんだ、制裁を実行したのかの報道も無い。
CDSの発動の報道も無いのに、相場は暴落の域まで進んでいるのだ需給で追いつめられた結果だろうが、セリングクライマックスには至っていない。
日経平均PBRを見ると
PBR=1.0まで下落すると
25.221÷1.13=22.319円までは可能性として有る。
これを割り込むには為替が円高方向に進む事が必要です。
日銀は昨日の暴落で買った
GPIFが息切れしたのだから、日銀がしゃしゃり出て来ただけのことで意味のある行動ではない、気にする必要もない。
TOPIXの売り越しが日経平均より勝っている、現物を売るより簡単に売れるし現金化も楽な日本市場である。
******大竹紳士交遊録に森永卓郎氏が出演しています
森永氏はエコノミストです、統計資料を精査してコメントしています。
予想が当たると厳しい現実が待っているのです。