多分CDSだろう。
クレジット・デフォルト・スワップは、デリバティブ、特にクレジットデリバティブの一種。特定の会社等が倒産したとき等に、一方の当事者から他方の当事者に、あらかじめ定められた範囲の金額が支払われる。
CDSは相対取引ですから、誰が誰の債務を引き受けたのかは秘密です、今回はロシア関係の債務を引き受けているはずだ。。。
これだけしか分からなくても、ドイツ銀行は注意報が出されるほど多岐に渡ってCDSを引き受けているのです。
ロシアをソフト的に攻撃をして、やったぜ!
となるのは超危険です、世界はグローバルで繋がっているのですリスクが何処に波及するかなんて誰にも分からない。
ロシアをデフォルトに追い込んでやる!
勝ち誇った行動は世界経済を潰します、超危険な行動なんです。
戦争の早期終了のシナリオが崩れた時、表には出ては不味いリスクが有る事を覚えている必要があります。
それらのリスクに関しては、話としてしか一般投資家はわからないし機関投資家も他人のCDSは知る術はない。
「逃げるが勝ち」が正解なのです、何処かでフルインベストが正解などとUPしている
ヘッジファンドのボスが居ましたが、ポシショントークでしょう。
******ロシアをSWIFTから追い出すなんて
中国をのさばらせるだけです、中国には独自の国際間決済システムを構築している
「CIPS」です(Cross-Border Interbank Payment System)
2019年には89ケ国が参加しているのです。
バイデン大統領は中間選挙目前にして目先が狂ったとしか思えません。
FRBと言えどもCDSの波及先まで管理してなどいませんドイツ銀行はFRBの管轄外の銀行ですしね。
******ロシアは短期戦で勝利のシナリオ
崩れ去ったのですから、中期戦や長期戦へとシナリオが変わったなら「逃げるが一計」
取りあえずポジションは減らします、「売り方」は売材料を見つけたなら内緒で売り玉を積み上げて、此処ぞと言ったときに大々的にぶち上げます。
それが戦略なんです、情報収取力が乏しい貧民投資家は材料を「待つ」しかありません
自由圏の大同団結とグローバルな経済の繋がりには何ら関係はありません、ひょっとしたら自由圏は自分の首を絞めているのに気が付いていないかも。
******仮定です
戦争が長引き、世界経済に影響が出ると。
隠し続けたリスクは表に出始めるのです、これが厄介でして誰しもが進んでリスクを宣伝などしません。
隠して、隠して最後にバレるのです。
そして株式市場は大騒ぎをする。。。。これが過去の教訓でした。
相場急落なら、簡単にもどりますが暴落すると「底を何度も確認して」底練りを重ねてから数年経ってやっと上昇に移ります。
理由は、隠されたリスクを炙り出す作業をしているのです。
次の大きな上昇に移る為の大事な作業なのです、この作業はチャートで確認できます。
過去のチャートでお勉強することです。
ロシアのウクライナ進行は始まって数日です、性急な判断は投資家に致命的に打撃を与えます。