ロシアがウクライナ全土制圧まで血みどろの歩兵戦を戦うのか、落としどころがあるのか難しいところだろう。
北欧から遠い日本に居て、投資戦略を練っている自分に後ろめたさは覚えているが。
年金暮らしの年寄りには「キャピタルゲイン」は大事な収入なんだ。
******ハッキリ言ってしまえば
政治家がミスったから戦争になったという結論が正しい、何のために誰の為に政治をしているのか。
投資家はミスれば資金を失う、政治家がミスれば国・国民の命を失うのだから。
一旦は引く、という戦略は無いのだろうか大きな疑問として残る。
そもそも、母国語が違えば考え方も宗教も異なる目先に危険がなければ大同団結など無い。
方や20年以上も大統領職に付いているプーチンなんだ、理想だけでは太刀打ちできるわけが無い。
用意周到に準備して機会を待っていた軍師以上の手腕を持っているのだ、政治評論家もプーチンは読めないと言わしめるほど多岐に渡る心理戦も得意としている。
近頃の政治評論家はプーチンを評して「頭の悪いヤンキー」とサジを投げるほど理解不能だと言っている。
その時点で既に負けている、職を放棄した考え方と捉えた方がよい。
方や平和に慣れ、プーチンはソ連崩壊の二代目の大統領で辛酸をなめて来た熟練なのだ
******尊い命を捧げて戦争をする前に
何かないのか、と考えるのだが。
バイデン大統領がロシア訪問して直接交渉の道を探ったのか疑問に思うのだが、嘆いていても相場は後場が開いたので、先々の分析が必要になる。
キエフは6時になろうとしている、朝飯を喰らい戦闘再開だろう。
後2時間で相場は終わる、最後までキエフの映像を見ていることにしよう。
******プーチンはこの戦争に西側が参加すれば
「核」を使うと暗に脅している、読めないプーチンだからアメリカも派兵など出来ないしNATOも派兵出来ない。
ウクライナ軍だけでは3日は持たないだろう、プーチンは全土掌握の意思は初めは無かったはずなんだがシナリオは幾つかあっただろう。
どれで決着させるか、これからの事である相場が休場の間に決まると思うのだがポシジョンを取った方がよいか2時間の間に戦略を建てれるか。
******短期投資を諦めて長期とすれば
この戦争でEUは疲弊するのは間違いない、戦後処理など出来ない相談だろう。
ウクライナは古くは「欧州のパン籠」といわれほど国土は広く黒土(チェルノゼム)は肥沃で農業は現在も輸出品目の大きな部分を占めている。
ロシア経済は書いて来た、直接にEUに影響を与えるほどの経済力ではないが、エネルギーに関してはEUのインフレには大打撃だろう。
春になりウクライナの農業生産が出来るかどうかも怪しい、食品・燃料・電気の価格高騰となればEU経済は疲弊して行く。
結果、インフレが進み経済が停滞か減速すれば「スタグフレーション」となるのは確実なんだ。
一方のアメリカは「インフレが爆発」する可能性が大きくなった、弱腰FRBは更に政策をミスることになる。
******大きく異なるシナリオが見える
アメリカはインフレ爆発、もしくは経済成長が止まりシンフレが一時的に弱まる。
市場は利上げペースを遅らせるシナリオがウクライ危機で大きくなると見ている機関投資家も出ている。
FRBはインフレを読み切れず3月のFOMCで0.25%の利上げだけで様子を見ようとするかもしれない。
大きく異なるシナリオが何方に傾くかは、分からない。
戦略としては「戻り売り」がベターなんだろう、果敢に攻めるのは週末だし止めにしようかね。
今週は月曜日から随分とせめて来た、夜中にNY市場も見ていたし疲れが溜まった。
管理人のポジションはほぼゼロです、株主還元を期待して持っている以外はゼロになってます。