天然ガスの取引形態は
長期契約+スポット(随時)というのが一般的です(燃料の多くがコレ)
とくに貯蔵が難しい天然ガスは長期契約で必要量の80%ほどを調達して、残りをスポットとしています(需要量に合わせて)
スポット価格が9倍以上は初めて経験します
間違いなくカーボンニュートラル(脱炭素)という事です。
天然ガス価格高騰の直接の引き金は欧州の需要増で間違いないです(夏場の風力発電で風邪が吹かなかった+ラニーニャで厳冬+プーチンの政策+脱炭素)の要因ですが、
天然ガス価格高騰だけでなく原油価格高騰が世界経済には重大な因子です。
月足のWTIチャート
月足の大きなスパンの流れから上値抵抗線を突破してますから、次の抵抗線は100ドル当たりだとほとんどの投資家は見てます。
100ドルまで見られているのですから、当たり前に到達するのでしょう。
カーボンニュートラルが叫ばれて、世界の投資資金は原油開発から去っていきました。
新たな原油井戸開発がおざなりになり、原油供給量が足りなくなるのが見えています。
価格は高騰を維持(これから本格的な寒波)しますから、春までに100ドルに到達予想はおおきいです。
これらにより、アメリカ超長期債が何処まで上昇するのか、NASDAQ市場の動向へと繋がります。
「風が吹くと桶屋が儲かる」理論のような気がしますが世界の投資資金は超高難度ビシネスモデルを構築してリスク管理をしているのです。
ブラックロックは10兆ドルの運用資金があります、つまり自分の資金を動かすだけで世界経済が逆回転するほどの資金量ですから、貧民には見えてないリスクが見えるわけですね。
これら全てはアメリカ超長期債の動きが最重要課題と現在はなってます、NASDAQは暴落の可能性を秘めています。
貧民は簡単に離脱するだけで良い、ヘッジファンドは簡単には離脱できません。
更には超長期債のヘッジはする所が無いのです、つまり30年先の金利を予想しているアメリカ30年債利回りですから、真偽は必要無いのです。
この利回りは過去はWTIに連動した記憶はありません、なにを基準に利回りが確定されるかも分からないで数十年経ちました。
過去はそれほど潤沢な資金を投資家が持っていなかったので、30年債など眼中に無かったのです。
それがFRBが無制限なる資金供給をしてから姿が変わってしまった、そもそも暗号資産などへ資金が流れるという結果は資金の行き場が無い、、この理由以外はありません
資金が余って過去には資金が回らなかった30年債が突如重要に位置になりました、30年先も金利がゼロ近くにいるなら、NASDAQ銘柄は資金を使い放題で売り上げは伸び放題
しかも、配当する必要も無い。。。。。このような考え方が主流になりました。
これがPER100倍を正当化する理論として定着したのですが、オールドエコノミー的思考からして、ムチャクチャな理論です。
長続きするはずも無いと思いながら横目でみているしか方法がない、MMTとかブードー理論は一世を風靡したのです。
それがインフレで風前の灯火となりつつある、小さなヘッジファンドは資金量滴に逃避が可能ですから既に逃げ出してます。
大手が「逃げられない+ヘッジ出来ない」ほどの資金をつぎ込んでしまっているのです
逆に言えば貧民投資家はチャンスです、十分に引き付けて資金(僅かな)を投入しましょう、焦る必要などありません。
流れは向きを変えつつあるのです、管理人は2021年はロング・ショート戦略でした。
2022年はショートだけ振ってます(まだ少ないです)
ロングに変わる日は遠くは無いと見てますがね。
******明日は日本のCPIが発表になります
重要なので予想をUPしておきます