パウエルFRB議長はアメリカ株式市場の崩落と引き換えにインフレ退治は実行できません。
政策金利を上げる時期に関して明確な指示は出せません。
バーナンキショックの時に様に、市場に強めのメッセージを出して反応を見るような政策は取れないでしょう。
軽いショックを起こして様子見した後に始末をする時期を失してしまっているのです、
******ここまで。昨夜遅くに書いてました
NY市場は上昇して終わってます、FOMC通過後の安心感とか報道は書いてますが
全くいい加減な報道です、何か理由を書かなくてはならないので過去の例から探して来たのでしょう。
@毎月実施している資産購入について米国債と住宅ローン担保証券(MBS)合わせて月額300億ドル(約3兆4000億円)のペースで縮小させることを決定した。縮小ペースを従来の2倍に加速させる
@22年にフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を0.25ポイントずつ3回引き上げることが適切と当局者らがみていることが示された。
ドットチャートでは
2022年のFFレートの中央値は0.75%です(3回の利上げ予想)
FFレートが閾値の1%になるには2023年に入ってからです、閾値が1%だというFRBの理論的説明は岡崎氏の動画で見てください。
******FOMC通過後の相場上昇は
此処で市場が予防的にポジションを減らし始めたら、相場は崩壊してしまいます。
FRBはその時間を与えているのですから、市場はFRBのテーパリングの余裕時間が得てポジションを減らしていくのです。
テーパリングを終了するまでは金融は緩和的だということを忘れてはいけません、それ以上に利上げするまでのアメリカの実質金利はマイナスだという事もね。
実質金利がマイナスという事は「借金はマイナス金利分だけ毎年減る」ということですから、現金も同額だけ価値が無くなるということです。
何処かへ投資する「安全な米国債」「アップルなど超優良企業」ということになります
過去はFRBで守られているS&P銘柄などが好まれました。
******サドンデスが無ければ
これがアメリカ市場のスケジュールです、リスクはそこら中に転がっています。
なにがキッカケで市場が崩壊するかは、まったく分かりませんが崩壊するだけのエネルギー(膨大な資産)が溜まっているのだけは間違いないのです。
FRBは万全なスケジュールだとして作り上げた金融政策の巻き戻し予定でしょう、しかし既に失敗しているのてす(インフレを見誤った)
これば完全な失態です、FRBは市場と対話して・・・・と言ってますが
アメリカ国民と対話していないのです、CPIのコアがどうとかこうとか言ってますが
アメリカ国民はコア部分に支払った金がいくらで、、、関係無いてしょう!
支払ったガソリン代が高くなった、食料品が、トイレットペーパーが高くなったと感んじてぃるだけなんだ。
物価が高くなっているのに理論もヘッタクレも無い。
******FRBのスケジュール通りに事が進むなんて
全くの暴挙でしょうね、とすればインフレが進行すればFRBの信任はすっ飛ぶ。
その時がチャンスです。