チャートの容は悪い、確かに出来高はあるが吐出していない。
ダウは世界的企業の30社で構成されている、
これら企業はアメリカが利上げ模様のドル高方向では、企業財務が劣化します。
ドル高の魔の手が新興国や中堅国のドル建て債務に苦しむからなのです、カントリーシーリングというのをUPしてますが、もう一度
企業の信用格付けはその国・政府(ソブリン)の格付けが上限(天井=シーリング)で、それを上回ることができないという信用格付けに関する考え方のこと。
国家が疲弊していく過程で企業が好業績を上げても格付けはソブリン格付け以上にはならないということです(超優良企業には過去に高格付けはありましたが)。
ダウ企業はアメリカ企業では無い!
世界的企業なのです、アメリカだけに縛られてないのでアメリカが絶好調でもダウは売られるのです。
******これらから導きだせる結論は
アメリカ経済は絶好調でも、世界経済は既に疲弊し始めているということです。
テクニカル的発想ではボリンジャーバンドは出現確率を表しています
説明
ボリンジャーバンドとは、テクニカルチャートのひとつで、
移動平均線とその上下3本ずつの標準偏差からなる線の計7本の線で表わされます。
ボリンジャーバンドは統計学を使って作られていて、大まかにいうと、高い確率で+2σ(標準偏差)と-2σのラインの間で価格は動くだろうという予測をもとに将来の価格の動きを予測するために使います。なお、統計学上、+2σと-2σの間に収まる確率は95.45%とされています。
補足、+2σ~-2σの間に日足がある確立が94.45%ということになります、逸脱した3σの値が出現する確立は約0.3%しかありません(正規分布)
マイナスにしろプラスにしろ3σの出現確率は両端当たりということで約0.3%なのです
これが出現(-3σ)したら「目を瞑って」買えというのがアノマリーですが、今回は何故
-3σが出現しなくてはならなかったのか、という難題の回答がそれだけ「レパレジ」
が掛けられていたという結論が先にきます。
アメリカ株のダウ投資家は追いつめられている、、、、
相場の格言の
「需給は何事にも優先する」という、絶対的格言(これが一番最高の格言)が現れたのではないでしょうか。
10月のマージンデッドが 935.9ビリオンドルでした、
1ビリオン(10億ドル)=1千300億円ですから935.9ビリオンドルは
1.216.670億円のレパレッジが掛けられているのです、アメリカ株へですね。
121兆6670億円となりました。
******何故にクリスマス前に暴落?
うろ覚えですが、前にもありました。
クリスマス商戦前に利益を確定して爆買いをしようとするのがアメリカ人です、レパレッジが掛けられて暴騰したアメリカ株を売り現金を確保して買い物をするのがアノマリー。
当たり前の行動ですが、今年は上昇率が凄かっただけの話し。
と、すれば大きく下落しても当たり前でしょう。
高値を買った投資家が慌てふためいているだけの話しです、何故高値を買う!
ブログにUPしてます、それだけ高値を買う投資家は多いのです。
******株式市場には生産性がありません
これは日本株での事で、アメリカ株についてはレパレッジという魔の手があります。
全体のパイをレバレッジを使って大きく見せるという事が可能なのです、日本にも信用取引というレパレッジがありますが倍率が違うのです。
日本では3倍ほどですが、アメリカは50倍はOK(オプション投資)なのですね。
日々、レパレッジを掛け続けているとレパレッジが掛かった株価が正常値となるのです
もはや、レパレッジ1の株価など存在しないのです。
株式市場への新規参入者の寿命の法則からすると、残りの寿命が数ケ月となりました。
第一回目の暴落があるのが普通でしょう。
だからと言って、買うなとは言わない。
ご自身で判断するのが株式市場の法則なのです、逃げるか突入するか。
結果はすぐに出るでしょう。