もはや諦めに近い状態です。
9月のMargin Debtは
3.6%も増加している、月単位だから年換算すると43.2%となるのだ。
ここの所最高値更新を続けているのはレパレッジを掛けているからに他ならないのだ。
高値になればなるほど、買い続けるには資金量が増える当然レパレッジを効かせる他には方法は無い。
そして崩れたポイントがミンスキーポイントと呼ばれるのだ、それが何時なのか誰にも分からない(分かれば蔵が建つ)
何故、高くても買えるのか?
市場を導いているAIには恐怖が無い、これが最大の要素だろう。
上昇し続けても、下落し続けてもAIは感情が無いのだから淡々と続けていくだけなんだ。
最早、止める手立ては見当たらないのだが。
そんな考えが脳裏を過る頃に、相場はピークを迎えたのが過去からの経験なんだが。
******FRBはポロクソに言われてる
フィナンシャルポインターのコラムを見ると
FRBがポロクソに言われた方が注目を浴びるのだから、皆でボロクソに言うんだ。
インフレが更に加速すればFRBは自信の首を差し出さなければならなくなる。
アメリカの一般的な国民の生活が苦しくなるのだから仕方ないのだろう。
トランプ大統領はシェール石油の生産拡大をして純輸出国となった、民主党は反対の政策をしてアメリカは石油輸入国と変わり、国民にインフレを与えてしまった。
コロナショックが有ったとはいえ「政策ミス」と言われたら返答は出来まい、次の中間選挙でインフレが収まらなければ敗退することとなろう。
FRBはバイデン大統領から難題を与えられたようだ、直接にインフレに対して苦言を言われたのだから。
来年2月にFRB議長の任期が切れる、続投できなければインフレに負けた議長という烙印は歴史に残るだう。
FRBの資金供給を止めれば相場は急落するだろうし、続ければインフレは加速する。
FRBが金融政策を変更する時期を失したと判断されたら、アメリカ経済は再度危機となろう。
来年2月までの間に、インフレが多少でも縮小するという期待は持たない方がよいだろう16日火曜日に発表になった経済指標は
小売り売上高はインフレ分を調整してありません、消費者が生活を守るために節約しても節約の甲斐が無いのです。
小売り売上高が伸びたのはアメリカ経済の調子が良いと判断すると間違います。
ミシガン大学消費者信頼感指数と合わせて見るのが正しいですね、
この指数の急低下の原因がインフレ要因によるもので、アメリカの消費者は節約しても
節約の甲斐が無く小売り売上高に現れているということです。
つまり消費が堅調というのではなく高い物を買わされているという結果が指数に現れたのです。
ニュースでも取り上げられた内容は「アメリカの消費は堅調という」間違った内容です
合成の誤謬という結果になりました。
あえて正す必要もなく、これからのインフレの推移を待つということでしょう。