中国国家統計局が大めには発表しないでしょうから、このPPIは使っても大丈夫です
CPIは疑ってますがね。
ブルームバーグでは
このニュースにある通り中国人民銀行が出来る金融政策には限界があるのと効果も少ないはずです。
******中国の不動産ディベロッパーのマンション開発が発端でしょうか
何処の国でも住宅産業は裾野が広いセクターです、過剰に作られたマンション(投機用)がPPIの急騰の始めなら、習近平政権が2020年末に発表した不動産総量規制で事は収まっていくと見ていたのですが。
それ以上に電力不足(石炭価格上昇)がPPIに影響を及ぼしたようだ。
******インフレは川上から始まる
次は消費者物価指数に影響を与えますCPIの増加です。
1.5%/月ですから年率には12倍すれば18%となり、まだ許容範囲です。
国家統計局の数字を信頼すればですが、
それ以上に心配しているのは、11月1日に中国商務部のホームページにUPされた情報に
とあります、グーグル翻訳すると
******日用品や野菜を備蓄しろと言っている
理由はこう書いてあります
「日常生活や緊急事態のニーズを満たす為に必要に応じて一定量の日用品を保管する事を奨励します」
とあるのだが、これを境に中国人民はスーパーマーケットに突入して暴力沙汰で商品を買い漁ったのです。
******何故にこのような御布令を出したのか
理由は何処にもありません、中国中央政府は改めて品不足にはならないとお達しをだしましたが、一度出した御布令を収めるどころか火に油を注ぐ結果になってます。
台湾進攻作戦が始まる(中国南部で日用品不足となる)など、人民の不安を煽るようなSNSが飛び交っている為です。
まぁ、冬季オリンピックがあるので早急な信仰は無いはずですがね。
******中国の食糧不足は事実だったということです
長雨の影響での洪水被害は秋の収穫時期に多大な影響を及ぼしたのは間違いなかった。
輸入で食料を賄うにしろ税関倉庫や市中の貯蔵倉庫がいっぱいでは貯蔵できないのだ、
御布令を出して、人民に貯蔵してもらうのが一番ということなんだろう。
その根拠は11月1日の御布令は今日現在も確認出来たことによります、商工省はこの
御布令を訂正していません。
このような状況では世界的な物価上昇は続きます、各国中央銀行にとっては頭の痛い事でしょう。