誰にもわかりません、FRBがどうあがいても経済学は後付けの学問からは逸脱してないのです。
パウエルFRB議長の悪口雑言を書き連ねれば「エコノミストでは無い」に突き当たります。
シナリオを作りそれに従って金融政策を突き詰めている、経済学者ではないのが裏目に出るかもしれないが、それとて先行きは分からない。
今は、資産価値の維持だけがFRBの課題なのだバブル崩壊させてはならないという命題だね。
******バブル維持が正しいのか、インフレ退治が正しいのか
二者択一の難題がアメリカを襲っているのは間違いない、これを裏付けるには実際にアメリカ国民が日々の買い物をどうしているのか!
これを見るのが一番だろう、ということで探しました。
アメリカのスーパーの実態です。
かなり前にUPしたのですが、アルリカのモンデリーズ(オレオのメーカー)はオレオを含む8製品の生産を中国へ移すと発表している(2016年5月)
アメリカで工場労働者の反対は無視された、当時は製品の安全や工場閉鎖に伴う従業員補償で揉めたが、モンデリーズは工場を移籍した。
モンデリーズに限らずアメリカは製造工場のほとんどを中国へ移したのです。
******当時のアメリカの経営者の考え方は
中国での生産は利益に直接に結び付くという物でした(間違いではないが)サプライチェーの崩壊まではリスク管理していなかった。
ここにきて、末端のスーパーから食料品や日用品が消えかけている。
消費者が備蓄に走れば更に品薄となるのは必然だろう、日本と違い他人の為に買い占めは良くないとの考え方など皆無なんだ。
実体は年末にかけて更に悪化していくと考えている。
******8月のアメリカのスーパーでの買い物動画です
まだ品薄にはなってませんね。
もろに被りました、LA港には荷揚待ちのコンテナ船が常時60隻以上滞留していて荷揚げまでの待ち時間の平均が50日に及ぶことが分かっています。
早期に解消されるとは考えられていません、港湾労働者やトラック運転者が足りないのです。
暫くはこのような状態が続くのは確実です、アメリカ経済に与える影響が経済指標に表れて来るのはこれからでしょうね。
******LA市のベーシックインカム導入実験について
FCI NYで報道しています。
******FCY NYはスーパーでの値引きについて紹介しています