市場では、これらの数字を三倍して先進国の失業率と比較する。
農村戸籍の人民は失業率にカウントしないからなのだが、その他に給与所得者が有る程度経過するとカウントしなくなるのだ。
個人事業者(アルバイトも同様)として失業者では無くなったとしている。
では、現在の中国の失業者の実態は
******先進国なら
既に国家として破綻しているのが現実だろう、実際の完全失業者数は1億人当たりではないかと予想されている。
失業状態となっている人民は2~3億人と予想しているが、農村戸籍の人民が大雨による収入減をどのように捉えるのかを確定しなければならないのが難点なのだ。
ウイグル人の強制隔離など、実体が見えない部分もあるので失業率として全てカウントすれば驚愕の数字となるのは予想できる。
******これだけの労働者に仕事を与えることは
ほぼ不可能だろう、共産主義ではあるのだが実際には貧富の差を縮める努力は全く無いのだ、超大国(国民数の大きさにおいてだが)の中国では共産主義の「上意下達」
が機能していない状態に陥っていることを示している良い例だろう。
中央政府は地方政府を管理できていなく、地方政府は中央政府しか見ていない。
人民は既に見放されているのだ。
******中国中央政府がいかに人民を見ていないのかは
スローガンの変遷から理解できる、このスローガンを調査した東京外国語大学の楠本哲也氏によると
http://repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/92984/1/jlc045014.pdf
こんなことが書かれている
@ “ 独生子女父母好,政府奖励能养老”(一人っ子の親はいい、政府の奨励で
老後の保障にもなる)
@ 宁可血流成河,不可超生一个”(たとえ血の河をなそうとも、一人も多く
産みません)11
・ ※一人っ子政策時代では違反して妊娠すれば堕胎と不妊手術が課される。
今では3人目をガンバレみたいになっている、
@纠正“四风”不能止步 作风建设永远在路上”(「四風」を廃する歩みを止め
ず、社会整備をひたすら進めよう)
※「四風」“四风”とは、形式主義、官僚主義、快楽主義、浪費のことで中
国の公務員の仕事スタイルを表す。公務員や官僚の腐敗撲滅のため、習
近平主席により反「四風」運動が推し進められている。
さらに、老後を政府に頼るなとスローガンが出た!
@養老不能輩政府(漢字が出てこないので、当て字)
政府に老後を頼るな!
@自己父母自己養 不推政府不推党
自分の両親は自分で養え、政府や党にたよるな!
@自己来養老
自分の老後は自分で!
******欧米日本でも同じスローガンもある
向前一小步 文明一大步”(あなたの一歩の前進が、マナーの大きな前進)
男子トイレで小便をたらすな。
既に共産主義は破綻している「中国共産党」は共産主義社会を放棄したということだろう。
******ソ連崩壊の過程をつぶさに見て来た時代人の多くが
中国共産党の崩壊が始まったと感じているはずだ、残念ながら日本の報道を担っている人はソ連崩壊時代を知らない。
政治が国を動かすのは正しいのだろう、しかし崩壊はお金が無くなるのが唯一無二の要因だろう、経済戦争という戦争も踏まえてなんだが。
******少し前のブログで
中國の発展はアメリカが仕組んだ仕組みにより両国が共に発展を遂げたと書いたのだが
反応はほぼ無かった。
この仕組みが逆回転始めたことに気が付いて頂きたいのが本音なのだが。。。
世界経済に組み入れられた発展した中国経済が、逆回転を始めたのだ。
本来「助け船」(ホワイトナイト)が現れて、救いの手が差し伸べられるのだが。
残念ながら中国は「自信過剰」となったようだ「中華思想」が頭をもたげて中国が世界の中心となるべく動き出した。
このことから、ほぼ先進国は敵対国となってしまったのだ。
未だにアメリカには中国に作った利権を保護しようとの流れは存在している。
全てを失う前に撤退かるのが得策たとは思うが、お金持ちの傲慢は全てを失うまでは気が付かないのだろう。
******中国崩壊の全てを見るには
許された時間が少ない管理人だが、時代は急展開することもある。
今日の続きに明日があるとは限らない、リスク管理は大切です。
******新時代ニユースで
農民工の実態が取り上げられてます。