FRBの市場統制能力を疑う

インフレ制御ではない、ビットコインの事です。

ビットコインの価格には一応のバックグラウンドが有る、FF金利とか債券利回りとかです。

 

ビットコイン先物ETFが上場し、ビットコイン価格が高騰しています、この状態はFRBの市場統制能力が無くなりビットコイン価格が勝手に動き始めたとみて間違いない

 

******BTCに価値は無いが

存在は消せなくなったのは事実、これからマネロンに使われた事実が捜査対象となればキツイお咎めが関係各所に及びます。

誰しもが考えるマネロンとしての有意義性、あって当たり前だろう。

粉飾決算と同じ、手を染めたら後戻りできない。

現在、何故に捜査が表に出てこないのか世界にまたがるお金の行方が気になるのは管理人だけではないでしょう。

 

BTCが移動すれば確実に証拠として残ります(マイニング)、採掘と訳されてますが

実際にはデータマイニングで「一定期間ごとに、すべての取引記録を取引台帳に追記します」

その追記の処理には、ネットワーク上に分散されて保存されている取引台帳のデータと、追記の対象期間に発生したすべての取引のデータの整合性を取りながら正確に記録することが求められます。

この作業の報酬がBTCとして支払われます。

BTCが移動した全ての履歴が判明するのです、現金化するまでの記録。

 

これらの記録をどのように扱うかの問題だけでしょう。

 

******BTCはFRBだけでなく

金利も関係なく、各国通貨も乗り越えて独自の世界を作り上げてしまった。

つまり、BTCには金利も付かないし金(ゴールド)との整合性も必要ないのです。

各国が自国通貨の後ろ盾として準備預金のゴールトを保有しているのだが、BTCはその必要もない。

 

とどのつまり「欲」だけで上昇しているのだ、上がる(値上がり)と思うからBTCを買うのですね。

BTCを買うだけの余裕(過剰流動性、資金供給しているのが各国中央銀行)が有るから買う。

 

FRBがテーパリングを終了して資金供給を絞り、金利を上げて過剰流動性を絞るまでBTCの世界は終わらない。

 

******FRBはBTCだけでなく

全ての市場の統制を放棄して資産価値の上昇を狙った(バブルを作る目的で)

コロナショクをバブルを作る事で対応したのです。

 

現在のところ成功している、大成功で終わりを迎えられるとは思わないが。

 

******アメリカのドル供給は建国以来最大です

しかしドルは他通貨に対して上昇しています、新興国にとってドル建て債務の償還が重荷になるので、利上げを行う方向となり自国経済にとっては悪化方向となりますが、デフォルトするわけにはいかないのですから。

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バブルは作った(過去に何度も作ったから方法は簡単だ)、しかしインフレは予想外だったはずだ(FRBのコメントから推察できる)

コモデティ(実物)価格の高騰は供給側のボトルネックと市場もFRBもの賜るが、

事実は異なる、増え過ぎたドルの行方がコモディティに殺到したからなんだ。

日本が第一次オイルショックでトイレットペーパーが無くなった、人々が買いに走ったからだけのこと。

 

手元にドルが溢れている超お金持ちは「株」「債券」「BTC」買いに殺到したが、遂にコモディティに手を出した。

コロナ収束で人々が買い物をするようになったとか、消費側の理論がまことしやかに出回っているが、この過剰両道性相場はお金持ちにしか恩恵を与えてない資金供給なんだ

言い変えると「資産価値」だけが上昇する過剰流動性相場です。

資産を持たない人々には影響が無い(バンド・ツー・マウスの人々のこと)アメリカにしろ先進国でも資産価値の上昇で潤う人々は数パーセントだけです。

 

それらの人々が消費を急に激しくするなんて理論はポジショントークです。

 

******テーパリングはすぐ其処にある

日々、アメリカ連邦銀行理事や地区連銀総裁や理事が言いたいことを言っているように見えるが。

これはFRBが意図的にやっていることなんです、市場の反応を見ているだけのこと。

マイナスのことを行って反応率を見る、市場に優しいことをコメントして反応率を見る

市場を仕切っている大手投資家は当たり前にこれらのコメントを利用して利益を上げる

マイナスコメントで下げたら買い、プラスコメントで上昇したら売る。

過去も同様でしたから、でもなかなかに有効な投資方法なんです。

 

投資の手口の一つでもあります、覚えていないのが普通。

 

******FRBがテーパリングは実施するかは

どんなに思考を重ねても、決定は理論値では無いのです。

人間が結論を出す瞬間は「衝動」行為なのですから、「えっ」なんて驚かないの。

IQ200の天才なら、別かもしれませんがね。

 

テーパリングを既に市場は織り込んだ、ウソです。

ポジショントークです、まことしやかに市場を誘導していこうと画策しているだけ。

AIが仕切っている株式市場ですから、ほっとけばよい。

テーパリングを発表して初めてのオープン日ではAI売買動向が定まりません。

数日の経過が必要になるのが普通ですが、市場が顕著に下落すればAIは売りたたむ

 

FRBや各国財務省のコメントは市場を注視する、とだけ言う。

聞くだけムダだが、

バブルを作る目的を秘密にしているFRBも相場の行方はわかりません。

 

我ら貧困投資家は「待つだけ」、チャンスは向こうからやって来る。

 

******ダウが市場最高値更新

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10月14日に突如として買い上がった、理由はわかりません。

管理人はテクニカルの問題(ヘッジファンド決算対策)と見てますが、この日に発表された経済指標は

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特別な事はありません、決算で使う数字まであと5営業日あります。

このまま価格維持できるかどうか、そして11月のFOMCへと繋がります。