レパレッジ経済

レイダリオ氏の「レパレッジ経済」の流れは理解出来たでしょうか。

2020年の春節までの中国人民の「爆買い」が日本に与えた経済効果が中国のレパレッジ経済の影響です。

日本政府はインバウンド需要に狂ったのです。

この狂いが中国からコロナを呼び込んでしまった、安倍総理のミスリードでしたね。

 

******日本のバブル

正に、レパレッジ経済でした。

資産高騰が金を生み、その金で買ったマンション(ワンルームのウサギ小屋だが)の資産高騰で更に、投資用マンションを買った(それが越後湯沢のリゾートマンション)

レパレッジがレパレッジを呼び「掛け算で個人資産が増える」

この現象が「レパレッジ経済」です、正回転と逆回転があります。

正回転の資産価値のピークで帳簿上の負債が最大となります、同時に資産価値も最大となりますね。

最大負債=最大資産価値

 

ピークを過ぎると帳簿上の負債はそのまま残り、資産価値が下落します

負債>資産

 

レパレッジ経済が逆回転し始めたのです。

レパレッジの係数が大きければ、財政投資など役に立ちません破綻処理が一番の藥です

日本が補助金や日銀の金融緩和で生き残った企業はゾンビ企業となり補助金を喰い潰すだけに生きてるようなものです。

 

中国にはその「破綻処理」の法整備が無いのですから、何時まで経っても負債が残ります、特に個人は破産出来ないので終生、負債が生き続けるのです。

 

ローンでマンションを買ったが引き渡し前に工事がストップした現段階では、中央政府が何とかしてくれるだろう、淡い期待だけがのこってます。

 

当然、投資用に買ったが完成しなければ賃貸料は入ってきません、支払いだけ発生します。

中国国内の消費にも影を落とします、

 

ロイターのコラムでは

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