恒大産業は

金融会社では無い、破綻しても直ちにリーマンショックのような金融不安にはならないだろう。

どの様なショックになるかは分からないが、時間差攻撃のようにジワジワと効いてくるのではないか。

 

******そもそも恒大産業の財務処理は

いい加減な財務だったはずだ、中国企業が健全な財務の会社であると思っていると痛い目に合う。

恒大産業が破綻したとしたら、破綻処理が終了するに数年(3~4年)はかかるだろう

そのような膨大な作業が可能な会社は世界でも数少ないだろう費用も想像を絶する。

既に、建築中の物件は中止だろう此処まで不安材料が出た会社の現場を取り仕切る輩は存在しない。

破たん状態の恒大集団にしがみ付いても何も生まれない。

既にローンを組み支払いをしてしまった消費者は二通りに分かれる、マンション投資した消費者とマンションに住もうとしている消費者だが「お金には色は無い」

投資は救済されず、実物物件は救済されないのも変な話だ。

 

******日本なら

裁判所の財産保全命令が出るのだが、中国では会社破綻処理はシナリオが無い。

「行き当たりばったり」、これが正解。

 

だから、どうなるのか誰にも分からない。

社会不安になるのか、暴動がおこるのか、政府は動くのか、銀行も道連れになるのか

これら全ては財務処理が不適切な為に起きる現象です。

 

決定的な事は「お金の流れが止まる」

我の手元にあるお金を誰かに回す、、、有りえないでしょう。

隠匿、持ち逃げ、これが普通だろう「そのための保全命令」なんだ。

 

日本でも保全命令という処置が有るという事は「そうゆうこと」なんです、お金は人を変える。

 

******色々と取りざたされているが

莫大な負債は確実に存在するが、恒大産業に有ると言われている財産は検討もつかない

実際にどれくらい存在するのか、これからの話しなんだ。

 

負債と財産を把握しなければ、それこそ丼勘定の極みで会社再建、解散、どちらも不可能なことなんだ。

 

中国では不動産ディベロッパーが資金不足で建設途中で資金ショートしたときには、不動産値上がりが困難な資金不足をカバーした。

今回はその手は無理だろう、不動産バブルはピークとなりこれから崩壊が始まるからなんだ。

中国はこれからジャパナイゼーションに向かう、人口減+少子高齢化が待っているからなのだ。

長いトンネルに入るのは確実だろう。

 

恒大集団は「江沢民派、曾慶紅、鄧小平一族」だと言われてる、習近平派では無い。

習近平派の大手銀行から資金を出して他派の恒大集団を救済するとは思えない。

恒大集団は「中国国内企業」です、社債を発行するにも人民元建てで問題ないだろう

しかし「ドル建て社債」も発行しているのだか、ドルは何処へ行ったのだろうか。

財務処理から追及出来るだろうか、使途不明金になる。

 

******知られている事だが

誰も書きたくないだろう。