全米ベースで前年同月比14.6%上昇。過去30年余りで最大の伸びを示した。
20都市の価格指数は+14.88%と2005年以来の大幅な伸び。
前にUpしてあるが、住宅は裾野の広い産業ですのでインフレ寄与度は大きく長きに渡って影響を与えていきます。
さらに、現時点で新築住宅は未着工がほとんどのようです(契約済みだが資材が足りない)
販売価格上昇+資材問題でこの先どうなるのか、この問題は世界的な流通悪化が影響を及ぼしているのは間違いない。
現在、海運運賃は急騰している
バルチック海運指数のチャートです
港湾関係者の人手不足が原因で港湾貨物が大渋滞状態ということのようだ、特に北米向け貨物輸送はコンテナ不足も合わさって中国南部の港+東南アジアの港が最悪ということのようだ。
******バルチック海運指数の超長期チャートを見ると
現在の価格はまだ上昇の余地は十分にある、このチャートから2008年のリーマンショックの年がピークを付けているのが確認できる、その後急落した。
管理人の記憶だと日本の海運会社はその数年前に不足している船舶の大量発注をしたが
完成したときには既に大不況を迎えていた。
9101日本郵船のチャート(月足)てす
大きな右側の山のピークは2007年7月に付けてます、その後の日本の海運会社は余剰船舶の処分(古い船舶の解体や売却)を進めたが10年に渡って業績低迷が続いた。
海運会社の株は世界の流通状態を端的に表している(船舶の引き合いだけでなくカラのコンテナを指定された港に運ぶので)何処の国が何処に運ぶのかコンテナの中身まで詳細に分かっているのだ(公表してないが)
まだ、海運運賃は上昇始めたばかりですので、日本の海運会社の業績発表等には先々の業績予想は繁栄されてません。
次の決算期には「海運会社のコメント」は大きな意味を持つでしょう。
******コロナウイルスの影響が
過去の遺物のように扱われている株式市場だがmRNA型のワクチンを毎年打ち続けてよいものなのか確定はしてない。
インフルエンザワクチンのように数十年に渡って安全が確認できている不活化ワクチンの登場で初めてコロナウイルスが過去の遺物となると確信している。
塩野義製薬では当初の予定通りに年内に量産体制が整うと発表している。
このワクチンが大量生産されて全世界へ供給されるにはまだ時間がかかる。
その間、ブラックスワンが現れないように祈るしか我らには方法が無い。
若い投資家は、チャンスは幾らでもあるのだから安易に訳の分からない暗号資産などには飛びつかない事だ。