ドル安なのに円安

通貨インデックスは

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3ケ月前と比べると、人民元>英ポンド>ユーロ>ドル>円 となってます

 

ドル指数は2021年初頭から6%下落しているが円はそれ以上下落しているのだ約6.3%だね。

 

******ドルが下落すると資源価格が上昇します

「金」「石油」「穀物」などです、ウッドシヨックである木材の価格上昇の一端はこれ。

 

さらに日本経済は2021年初頭より相次ぐ緊急事態宣言でGDP成長率はマイナスです。

ニッセイ基礎研究所の資料によると

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全文レポートは

https://www.nam.co.jp/news/mpdf/210518_tj3.pdf

これらに加えて、菅内閣の混迷(オリンピック+コロナ対策+ワクチン遅れ)で円に魅力が無い。

 

******円安が続けば輸入物価の上昇に繋がります

日銀の発表している「輸入、輸出、企業」物価指数は

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お堅い日銀だがね、色を付けて見やすくしてほしい。

5月速報の所だね、円ベースでは前年比25.4%となってます。

輸入物価は上昇しているのは間違いない。

 

インフレは川上からやって来ると書きました、輸入は通関ベースですので

日本の入り口の物価です(日本は資材を輸入して加工後販売する)

この輸入時点から数ケ月後に国内物価指数(国内企業物価指数)に反映されるのです。

表の左のある国内企業物価指数にはまだ影響が出てません。

日銀の資料のアドレスは

https://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/cgpi2105.pdf

 

今後ともにチェックが必要です。