アルツハイマー治療薬、FDA(米食品医薬品局)で承認されました。
米食品医薬品局(FDA)は、米バイオジェンとエーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」を承認した。FDAが7日、ウェブサイトで発表した。この承認で、アルツハイマー病の治療は劇的に変わる可能性がある。
アルツハイマー病の根本的な原因に作用する治療薬は、過去数十年間に多くの製薬会社が挑んだが成功例はなく、FDAの承認を得たのはアデュカヌマブが初めて。アデュカヌマブは病気の進行を遅らせる効果があると認められた。米国だけで600万人の患者がいる。
この発表で、エーザイのADR(米国預託証券)は一時56%高と急騰。バイオジェンの株式は発表に先駆けて取引が停止され、まだ再開されていない。
******アルツハイマーを患っている人々が500万人
報道では、出てたけどもっと多いのでしょう、待望の薬です。
これから薬価が決められるのですが、予測ではかなり高めと言われています。
******イエレン財務長官がインフレについてコメントしてます
イエレン財務長官はインフレは一過性だと言い続けていました、このコメントで視点を変更したのか?
www.livemint.comグーグル翻訳では
ジャネット・イエレン財務長官は、ジョー・バイデン大統領の4兆ドルの歳出計画は、たとえそれがインフレ上昇に寄与し、結果として金利上昇につながるとしても、米国にとって良いものであると述べた. イエレン氏は、グループ・オブ・セブン財務相からの帰国中にブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、「金利がわずかに高い環境になった場合、それは実際に社会の視点とFRBの視点にとってプラスになるだろう」と語った。 ' ロンドンでの会議。
「金利がわずかに高い環境になった場合」この文言の部分は金利高を容認しているということでしょう、「わずかに」と注釈みたになことを言っているが確定したことではないのです。
エコノミストであるイエレン財務長官の発言は市場にインフレは起こると確信させました。
******インフレは川上からやってきます
素材の次には中間材、そして最終消費財という流れです。
その最終消費財の所がどの位影響を受けているかの目安が(日本時間)6月10日21時30分に発表される米CPIです、これは5月分なので注意が必要でしょう。
最終消費財の部分で価格に大きく影響を与えるのが住宅です、完成まで100日ほど要しますからCPIに現れて来るのは9月以降のCPIの値でしょう。
それまではコアの部分(価格変動の激しいエネルギー価格や食品価格)を注目するとよいでしょう。
******これからしばらくの間は
アメリカのインフレとテーパリングが市場の話題となるのは間違いない所です。
注意が必要なのは、話題性が大きいと先に株価に織り込む動きがでますのでCPIなどの値が予想範囲内だとヤレヤレ売りが出ますし、範囲外だと市場はパニックになります
VIX指数などが急変しますので、値幅が出て面白よね。
インフレで気を付けることは「その大きさ」です、消費減に繋がるほどの大きさは市場を崩壊させますから、インフレの芽が出てきたら必ず日々のチェックは必要ですね。