暗号資産(ビットコインなど)と政府発行の通貨との違いは「価値を中央銀行が保証している」かどうかです。
前にUPした「一万円札」の原価は20円+α
日本がハイパーインフレになれば紙屑となります。
******暗号資産のビットコインは価値を保証している公的機関は無い
簡単に言うと「ビットコインには裏付けとなる価値がない」
「収益も配当も生まない」「かげかたちもない」
あるのは「チェーンブロック」という技術と欲の塊だけ。
価値を保証している公的機関が無いということは、無価値となっても誰も異論を唱えられないということになる。
暗号資産の活況が続くとは考えていない、バブル崩壊と共に消えてなくなる可能性はある。
各国中央銀行が資金をジャブジャブにした結果が暗号資産の暴騰に繋がったのには誰も異論がないでしょう。
BTCの買い手の多くが中国資本なのは前回書きました、オンショア人民元の大量発行が人民元の下落を予想させて中国共産党の金持ちはBTCに群がった。
中国では暗号資産の売買は禁止されているのだが、中国共産党の金持ち=高官が手を出しているのだから取り締まる方法は無い。
一般大衆には縁が無い。
中共の内輪同士なので、中国人民銀行のオンショア人民元の大量発行は知っているはずだ。
連想は人民元の下落ということになる、ドルに変えるのが一番なのだろうが香港に大量に持ち出すには難しいということなんだろう。
逃避先がBTCというわけだが、どちらにせよオンショア人民元の持ち出しを誰がやるかだけの問題である。
******どんな組織が絡んでいるか知る術は無いし、知ろうとも思わないが
BTCを買ったのはほとんどが中国という事実は世界中で知れ渡っている。
******BTCは更に値上がりするだろう
中国の財布はカラだと書き続けている、しかしオンショア人民元を刷り続けているので表向きは中国の資金は潤沢なのだ。
増刷されている人民元は中共の高官の所に集まり、更にBTCにつぎ込むはずだからなんだが。
この循環がどこで途切れるのかは解らない、突然にガラが来るのだろう。
その臨界点がミンスキーポイントと呼ばれるのはUPしている。
BTCなどの暗号資産の欠点は「初めに考え出した人が利権を得る」というポンジスキーム(ねずみ講)にそっくりな所が最大の欠点なのだ。
それらの利点(考え出した利権)を得る為に、様々な暗号資産が乱れ飛んでいる。
先ごろCAICA(2315)はCAICAコインなるものをセイシェル共和国
の法人であるFINEXBOX GROUP LIMITEDの子会社が運営する暗号資産交換所FinexBoxに上場したと発表している。
ポンジスキームは1920年代の詐欺師チャールズ・ポンジに由来している。
簡単なスキームなのだが「あなた(御社)のお金を運用して増やし、増えた分を(「配当」などとして)あなたに支払う」と言って以前からの出資者に「配当」として渡すことで、まともな資金運用をしているかのように装う詐欺の総称を言っているのだが。
100年経っても衰えを見せていない詐欺と言われている。
言い換えると「欲の塊が詐欺にあう」のだが。
騙されている間(配当を受けている間は)絶対的信用を受けているのだ。
近年では「安愚楽牧場」詐欺が日本全国を巻き込んだ大騒動になりました。
youtu.be約7万3千人から約4200億円もの資金を集めた和牛オーナー制度が行き詰まり、平成23(2011)年8月に経営破綻した。
******純金ファミリーと名打って詐欺を働いていた
豊田商事と似ている、純金ファミリーと名打って出資したお金を保証書なるものと引き換える(純金ファミリー契約証券)のだが、純金ファミリー契約証券には公的機関の保証が付いていない。
この当時海外から言われていたことだが「日本人はお金を紙と交換する人種なんだ」とね
さらにBTCには発行限度がある、買い進んでいくとBTCが足りなくなるというような設計となっている。
つまり、値上がりが見通せる設計にしたのだ、まさにポンジスキームとなる。
BTCに群がっている輩のほとんどはチェーンブロックも発行限度も知らない。
ただ値上がりしているという事実だけを見ているのだろう。
今日、管理人の住んでいる離島に唯一「投資について話せる」方がおられるが、BTCのチェーンブロックは無くなることは無いと語っていた。
異論を戦わせるほど双方に時間がないのだが「見解の相違は大きい」と感じたのだ。
この考え方が現在のBTCの価値の裏付けなんだろう、数年以内に破綻すると考えている管理人だが、結果は少しお待ちいただくほかはない。