投資主体別売買動向

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https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp

直近週が4月分となりました日銀の買いが入らない売買動向です。

その他法人は売り3.48億円(政府、地方公共団体、財団法人、特殊法人、従業員持株会、労働組合

信託銀行は売り2265.25億円(年金基金による取引。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や日銀によるETF買い入れはここに含まれる)

 

個人信用が1418.82億円の買い

個人現金は 187.29億円の売り

海外投資家は4355.31憶円の買い

 

******信託銀行の売りと個人信用の買い

長めに売買動向を見ると「信託銀行が売り続けている」

生保も銀行も追従しているのだ、この状態は記憶にあるが日銀が買い支えていた時に出現した、その後どうなったか確たる記憶が無いが相場が上昇した覚えはない。

 

「個人は信用で買い続けている」信用取引評価損益率を合わせて見ると

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評価損が過去に無いほど良い状態なのだ、信用倍率も凄い事になっている

強気で投資しているのが分かるのだが、

 

信用倍率のチャートを見ると

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 買い向かっている投資家が多いのがわかる、この信用倍率は7倍位までは普通に上昇するがその半分の3.5倍から強気に変わったと判断している。

 

******投資主体別動向+信用評価損から分かることは

信託銀行などの客先の資金を運用しているプロは利益の狩場だと見ているということだ。

彼らの目指している運用成績だと既に数倍の利益を上げているのだから、リスクを冒す必要もないのだろう。

 

それに引き換えて個人はかなりのリスクを背負っていると見ています。

新規相場参加者の寿命は2年がいい所のアノマリーからすると、そろそろそ暴落してもいいタイミングなんだけどねぇ。