信用取引評価品益率

東証発表の数値

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株ドットコム様も発表してます

kabu.com

勝手にチャートをUPしましたが、カブコムの客の損失率が低い(中国じゃないので嘘はないね)

これはカブコムのテクニカル分析のおかげだろう

特に+になるなんてすごいと思う、損益率で+6%の差は驚愕の数字なんだ。

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売買合計だと値は全て悪くなる

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これは相場の上昇が続いているからなのだが、トレンドに逆らうと結果は悲惨となるのだ。

 

現物なら問題なくトレンドが変化するまで引きずっても問題ないが信用となると期日がある取引もあるので投げる以外には方法はない。

 

上がり続ける相場は無い、下がり続ける相場も無い、夜の開けない日は無い。

など、相場に格言は数多あるのですがそれを無にするのが信用取引です。

その為に有るのが「つなぎ売り」です、現物が種株で

同数だけ信用で売る。

現物と信用の両建てとなります、相場の天井と思われる所で両建てにするのです。

相場の判断が間違っていた時には更に上昇しますが

何度も天井を通過しても損益に変化はないのです、そして急落までポジションを維持できます。

 

欲深い投資方法ではあります、ある程度の利益が出たら満足する投資(現物オンリー)も悪くはない。

 

******つなぎ売りのテクニックは幾つかあります

相場でつなぎ売りを実施したときに、都度説明した方が分かりやすいでしょう。

 

信用取引評価品益率の使い方は過去に何回かUPしてますが、分かりにくかったようで実際の相場で解説しましょう、チャンスの時にね。

 

******相場の変化を待つ事ができるのは

決算の無い投資家です、プロの属している企業等は必ず決算があります。

その決算日に繋がる受渡日(年度内に入る取引日)は

昨日の29日です(配当取りも含めて)

指標が計算する最終取引日は明日の31日です。

 

まとめると

配当取り+決算対策の売買は29日まで

指標+成績に起因する(お化粧)買いは31日まで

 

となります、配当取りが確定するように取引の実際の方法は二通りあります。

 

29日に「現物買い+信用売り」で配当確定する

29日に現物買いだけで配当確定する

 

この二つです、どちらが良いかは相場付でかわります

2021年どちらが正解だったかは31~2日位で結果がでます。

 

信用取引はしない方向が望ましいのですが、信用取引も相場の中に組み込まれているのです、現物オンリーと言っても信用で売買する投資家も実際には企業が発行する株式総量の中で売買しているのですから、信用取引の仕組み、取引方法、信用倍率などの評価方法などは覚えていく必要はあります。

 

企業の発行済み株数=現物取引数量+信用取引数量

 

上記の計算方法となります、信用買いも現物買いと同じ株を買ったということです。

 

信用売り=現物株を借りて売る

 

実際に現物株が売られるのです、返すには同数だけ現物株を買い戻します。

 

現物株の買い持ち、と、信用取引の買い持ち

この差は一体なんなのか?

 

「期日+持ち続ける日柄」の差です、信用買い持ちは将来の売り圧力となるのです。

 

チャートで信用取り組み(買いと売りの線)が表示されますから、信用買いが急上昇すると後日に売りとなって出てきます。

信用買いは手持ち資金以上にポジションを取れますから信用買いが入ると相場は変化します。

逆もまた同じで信用売りも相場が変化します。

しかし、何方も反対売買の必要がありますので相場の変化は逆に出る期日があるのです。

 

それに目を付ける投資方法が信用評価損益率を元にした取引方法です。

 

信用の買い方が有る程度の損失を出すと「追証=マージンコール」が発生します。

 

一度、二度は現金or担保株を用意して対応しますが、更に相場が下落すると投げるしか方法が無くなります

「投げるor強制売り」となるのです。

 

この時には思った以上の安値が付きます、瞬間に拾って(最安値当たりで指値)翌日以降に売っても利益が出ます。

特にセリングクライマックスとなればチャンスです、相場の大底近辺ということでしょう。

 

******このチャンスを与えてくれるのが

信用取引を行っている投資家の皆様です「欲で買い、恐怖で売る」相場変化の原動力なんですね。

 

株式市場はいろいろな取引が重なり合って相場変動を起こします、全ての取引を日々監視出来ない貧民投資家は大きな力が作用する時だけ売買すればよいのです

 

その為に、お勉強するのです。

 

******野村が大損した先週末から

週開けのNY株式市場は落ち着いた取引で終了しました、もう少し波乱があるかと期待しましたが残念。

 

しかし、これで終わったわけでは無い。

ヘッジファンドがレパレッジ拡大に動いていたことが分かりましたので、資本積み増すかポジションの縮小に動くと思われます。

 

ヘッジファンドが大きく賭けに動いたのは米市場が一時的にはレパレッジを大きく出来る環境にあったのでしょうヘッジファンドが無謀な賭けに動いた訳ではなく、そのような環境が整った時期が有ったということです、その後相場環境が変化したが自身のポートフォリオが大きすぎて自己資本が足りなくなったということです。

昨日のNY市場で他のヘッジファンドの破綻のウワサも無かったのは週末に資金手当てが出来たのでしょう

 

取りあえず、一難(2回目)が去ったのです。

 

******相場が変化する兆し

とは、この様な物ですから覚えておくかメモにして常に見える所に貼っておくことです。

都度、忘れてしまってはダメですね。

 

ほんの小さな兆しが相場転換の切っ掛けとなっていたかもしれないのです。

 

******相場の底は分かりやすい

相場の天井を計る物差しは無い、とくに新高値は全く分からない。

相場が天井を付けた時、誰かが買ったわけです。

まだ上値が有ると考えて買ったはずです、誰も損失になると考えて買う奴はいませんからね。

 

管理人は最高値を買った事も、高値を買った事もありませんが落ちて来るナイフを掴んだことは沢山あります。

しかし、相場は波ですから(日本市場)反転して買値まで戻ります(企業破綻なければ)ので現物で買っていれば恐れる必要はありません。

 

相場の天井が見えにくいので「つなぎ売りで」相場から降りることなく利益を増やす方法を模索するのです。

 

おしまい