バイデン大統領は就任後最初の100日間で新型コロナウイルスワクチンを1億人の米国民に接種することを公約に掲げていたが、そうした事前の目標よりも6週間以上早く3月19日にも達成できることが確実な情勢
******米の人口は3憶2800万人
国別ワクチン接種進行状況
資料は少し古いが米人の人種割合は
ワクチン接種割合は人種で偏っていて白人の割合が吐出している(NY市では白人の接種割合は48%)
******この先アメリカでワクチン接種は
加速度的に増加していくでしょう、接種開始時期から判断すると夏までには接種が終わるでしょう。
これで終わりでは無い、変異株への対処方法をどうするか。
新たなワクチンの開発と変異株の追及、しばらくは終わりの無い戦が続くでしょう。
ワクチンを打ったとしても、感染しないのではない
発症を抑えるか病気が軽く済むというだけだ。
感染者はワクチンを振り撒きながら生活しているわけで、当然ウイルスが対内に有る限り変異は続く。
つまり、先々元の生活には戻れない状況は続くだろう
どの位経済活動が戻るか、これからの経済指標が表してくれる。
9割まで戻れば合格という所だろう、何処の経済研究所でも予測していないので現時点では全くわからない
******全く新しい技術のmRNA
DNAとの違いは
説明ではDNAとRNAの化学構造の違いの意味することの第一は「RNAはDNAに比べて不安定である」
米国の科学者アベリーが、遺伝子を形作るのは「核酸」であると発表したのは1944年のことである。
核酸とは、デオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸 (RNA)の総称です。
1953年には英ケンブリッジ大学で研究していたワトソンとクリックという科学者が2ページの論文で、DNAが連なって鎖になり、しかも2本が並走した「ねじれたハシゴ」のようだと報告したのだ。
タンパク質はわずか20種類のアミノ酸からなっているが、DNAはアデニン、チミン、グアニン、シトシンという4種類のヌクレオチド(塩基)からハシゴを形成していた。2本の柱の間には、アデニンとチミン、グアニンとシトシンが必ず対になっており、一方の鎖はもう一方をコピーする時の鋳型になれる。その羅列する構造はタンパク質と似ており、同様の暗号構造が浮かび上がった。ワトソンとクリックは、すぐさま今に続くまで揺らいでいない、DNAと遺伝との関係を見極めることになる。
しかし、
DNAは細胞の中の丸い核の中にあり、糸と呼ばれた染色体に収まっていると分かっていたが、タンパク質は核の外で生産される。DNAからタンパク質が作られるとしても、DNAが核の外に出ないので、タンパク質を直接的に作ることが不可能だという問題だ。
ここでRNAの発見でDNAとタンパク質の間をつなぐ存在として、細胞の中に含まれる核酸の中で2番目に多いRNAが注目されたのだ。「DNA⇒RNA⇒タンパク質」。これはセントラルドグマと呼ばれた。
セントラルドグマとは
遺伝子の情報は「DNA」→「mRNA」→「タンパク質」という順で伝達されているという概念です。
******DNAからタンパク質に至る流れ
つまり、DNAに有る遺伝情報でタンパク質が出来る流れです。
DNAからRNAへ遺伝情報が転写されます(DNAの情報を写し取れる構造)
RNAが細胞の核の外に運ばれてRNAの情報に基づいてアミノ酸を繋げてタンパク質が作られる。
米の科学者ザメクニクは1950年代にRNAがアミノ酸の運び屋ということを突き止めて(tRNA)トランスファRNAと呼ばれていた。
その後、細胞核の中にあるDNAから遺伝情報を写し取り核の外に運び出すつなぎ役のRNAが突き止められた
遺伝情報を運んでいく(伝える)RNAなのでmRNA(メッセンジャーRNAと呼ばれるようになった)
此処まで解析されたRNAの技術だけれど、これ以降30年ほど忘れられ研究が滞ったのだ。
覚えているだろうか、人ゲノムの解析が終了したとニュースになったのを
2003年の事でした1953年から50年経過した年に完了したとニュースが有った。
余談ですが、スパコンが解析に必須だったようだその後には癌のゲノム解析など医療分野で大活躍をしている。
人のDANは30億個の配列があると完全解析の結果で分かった事です。
この中のタンパク質の情報に繋がる遺伝子は2%ほどしかなかったが、残り98%にRNAの情報が含まれていると明らかになり、RNAの研究が活発となったのです
一般にDNAが大事といわれているが、RNAには更に高度な働きがあることが解析された。